高齢出産

2016/05/20

高齢出産は羊水検査を受けるべき?羊水検査の方法とリスク

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高齢出産は羊水検査を受けるべき?羊水検査の方法とリスク

出生前診断では羊水検査で赤ちゃんの染色体異常や先天代謝異常、遺伝性疾患などを調べることができます。高齢出産だと生まれてくる赤ちゃんに障害のある確率が高くなるため、羊水検査を検討されるご両親もいらっしゃるでしょう。 今回は羊水検査について解説していきます。

羊水検査ってどういう検査なの?

羊水検査は出生前診断の一つです。 出生前診断とは両親から受け継いだ病気やかの原因で生じた外形奇形や先天的な異常がないかを調べる検査です。 羊水検査は羊水を採取して、羊水の中にある赤ちゃんの細胞を培養し染色体を分析します。ダウン症候群・18トリソミーなどの染色体異常がないかを調べます。

羊水検査の検査を受ける時期や方法は?

羊水検査は妊娠15週~18週で受けることができます。 検査方法ですが、まず超音波検査でお腹の中にいる赤ちゃんの位置を確認します。そしてお母さんのお腹の上から長い針を刺し、子宮の中から羊水を20ml採取します(羊水穿刺といいます) 検査時間は特に問題がなければ15分程度ですみますが、破水などの異常がないかを確認するため検査後2~3時間は病院で経過観察を行い、母体に異常がないようなら帰宅できます。

赤ちゃんの細胞を培養する必要があるため、検査結果が出るまで2週間ほどかかります。 保険の対象外の検査になるため、検査費用は自費になります。一般的に10~15万円前後になりますので、検査を受けるときは病院に確認した方が良いでしょう。 羊水検査は夫の同意が必要になります。

羊水検査のリスク

羊水検査はお腹に針を刺して羊水を採取するため、子宮内感染や破出血、流産などのリスクがあります。300回に1回程度ですが、検査を受けたあとに流産や死産になることがあるといわれています。

気軽に受ける検査ではないので夫婦でよく話合って受けましょう

35歳以上の高齢出産の場合、胎児の染色体異常によりダウン症などの子どもが生まれる確率が高くなります。そのため出生前診断を受ける方も少なくないです。 日本では出生前診断を受けないのが基本になっています。羊水検査で異常がみられなくても遺伝子の異常の可能性は残りますし、異常が見つかったら中絶しなくてはならないということでもありません。 これから生まれてくる赤ちゃんに異常がないか心配なのはわかりますが、あまり深く考えず気軽に検査を受けて異常が見つかった場合、あなたならどうしますか?
出生前診断を受ける場合には赤ちゃんに異常が見つかったらどうするか、赤ちゃんが生まれてからどう育てていくかなど夫婦でよく話合ってから受けるべきでしょう。そういった話をすることでお互いのことも理解することもできますし、今後の不安なども解消されることもあります。検査結果で異常がなくても流産や死産のリスクもあります。羊水検査を受けることで不安が増長されるという方もいますのでよくよく考えて羊水検査を受けてください。


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