新生児・乳児のお世話・トラブル

赤ちゃんが後追いをする時期と適切な対応とは?

赤ちゃんは大きくなるにつれて後追いをするようになります。
お母さんの姿がちょっと見えないだけで大泣きしたり、ハイハイができる子なら
どこへでも付いてくるためお母さんを困らせる要因の一つです。
赤ちゃんの後追いが始まる時期と対応について説明します。

後追いが始まる時期

赤ちゃんが後追いをするようになる時期には個人差があります。
早い子では生後6〜7ヶ月頃に始まることもありますが、多くは9ヶ月前後にピークを迎え、
1歳を過ぎる頃には落ち着くようです。
赤ちゃんの人見知りも始まる時期が異なりますが、生後6~7ヶ月頃に多くなることも
後追いに影響を与えています。
また、生後8ヶ月頃にはハイハイができるようになるので、お母さんを追ってどこへでも付いて行ってしまうのです。

どうして後追いするの?

赤ちゃんが後追いをするのはお母さんと他の人を赤ちゃんがきちんと区別している証拠といわれますが、区別できるようになるのは視力の発達も関係しています。生まれて半年ほどは視力が弱い赤ちゃんも徐々に視力がよくなり、お母さんの顔と他の人の顔を識別できるようになるのです。
一方、赤ちゃんはお母さんが目の前にいないと、お母さんが「いなくなった」と存在そのものがなくなったと認識してしまいます。
「いないいないばあ」を喜ぶのもそのためです。
お母さんが「いないいな」で顔を隠すと本当に「いなくなった」と思ってしまいます。
しかし、その直後に「ばあっ!」と言いながらお母さんが現れるので驚いて、キャッキャッと喜んでくれるのです。 子どもは大きくなるとお母さんが目の前にいなくても「また戻って来る」ことがわかるので待つことができますが、まだ理解できない時期には不安になって後追いをします。

後追いにはどう対応したらいい?

赤ちゃんの視野からお母さんが消えると不安になるので、お母さんが少し離れても赤ちゃんから見えるようにすることが一つの方法です。たとえば、部屋を出るときやトイレに入るときにドアを開けたままにしてお母さんが赤ちゃんの視野に入るようにしておきます。また、赤ちゃんが部屋の中にいるよりも廊下で遊んでいる方がお母さんの姿を見ることができる場合は、赤ちゃんを廊下で遊ばせるのも効果的な方法です。
さらに、お母さんの後を付いてくるようなら止めさせずに、後追いをしたいようにさせる方法もあります。
後追いをされるとお母さんはやらなければならないことが思うようにできず困ってしまったり、
イライラしたり、悩むことも多いでしょう。
しかし、赤ちゃんが後追いをするのは「過ぎてみれば一時」です。
そのため、後追いをする時期は思うようにならないことを受け入れるようにして赤ちゃんと一緒に過ごすようにするとよいでしょう。赤ちゃんをおんぶしたり、一緒に遊んだりして家事が十分にできなくても「この時期はこれでいい」という気持ちで受け入れるとイライラも少なくなります。

安全と安心のために注意したいこと

赤ちゃんはハイハイからつかまり立ち、また、歩けるようになると大人が考えないようなところにまで付いてくることがあります。後追いによる事故を防ぐためにはベビーゲートを使ったり、刃物などのケガの原因になりそうなものを片づけておいたり、安全な環境を整えるようにしてください。
さらに、赤ちゃんから離れるときには無言ではなく、「洗濯物を干してくるからね、すぐに戻るよ」などやさしく声をかけ、赤ちゃんが安心できるようにしましょう。


2016/05/20

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