出生前検査

2016/05/23

聞いたことある?トリプルマーカーテスト/クアトロテスト

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聞いたことある?トリプルマーカーテスト/クアトロテスト

出産する前にダウン症候群などの可能性を調べる出生前検査がトリプルマーカーテスト/
クアトロテスト(母体血清マーカーテスト)です。
羊水検査よりも母体への負担は少ないですが、羊水検査よりも正確性に劣るため、
陽性が出た場合には羊水検査で詳しく調べることもあります。

トリプルマーカーテスト/クアトロテスト(母体血清マーカーテスト)とは?

トリプルマーカーテスト/クアトロテスト(母体血清マーカーテスト)とは、
妊婦の血液をとることで調べることができる出生前検査です。

トリプルマーカーテストは、ダウン症候群(21トリソミー)や知能発育異常などが現れる
18トリソミー(エドワーズ症候群)の可能性を調査することができます。
クアトロテスト(母体血清マーカーテスト)も同じく、ダウン症候群や18トリソミー、
開放性神経管奇形の可能性を血液検査で調べることができる検査です。

どちらの検査も妊娠15~17週までの間に受ける検査で、費用も1万円ほどで受けることができます。

トリプルマーカーテストとクアトロテスト(母体血清マーカーテスト)ってどう違うの?

トリプルマーカーテストは、血液の中にあるAFP、hCG、uE3という3つの成分の
測定を行い確率を出す検査です。
それに比べ、クアトロテストはAFP、hCG、uE3という3つの成分にインヒビンAという
成分を加えた4つの成分の測定を行います。
ダウン症候群の確率を出す場合にのみ、インヒビンAを加えた4つの成分の測定が必要です。
そのため、トリプルマーカーテストに比べクアトロテストは、ダウン症候群の検出の精度が高くなります。

18トリソミーの検出の場合は、AFP、hCG、uE3という3つの成分のみを使用し
開放性神経管奇形の場合もAFPのみ使用するため、トリプルマーカーテストとクアトロテストのどちらでも精度は変わりません。

トリプルマーカーテストとクアトロテスト(母体血清マーカーテスト)のメリット、デメリットは?

トリプルマーカーテストとクアトロテスト(母体血清マーカーテスト)のメリットは、
母体の血液検査であるため、妊婦のお腹に直接注射針を刺し羊水を採取する羊水検査とは異なり、母体への負担が軽いことがあげられます。

デメリットは、羊水検査と比較すると正確性に劣ることです。
そのため、トリプルメーカーテストやクアトロテストで陽性という結果が出た場合には、
羊水検査で正確に調べる必要があります。


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