アレルギー

2016/05/30

子どものアレルギーを防ぎたい…よい方法は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

子どものアレルギーを防ぎたい…よい方法は?

気になる子どものアレルギー。防ぐ方法はないのでしょうか。今回は2人の子どもを持つママからの相談です。上の子がアレルギーで大変だった経験から、アレルギーの予防策はないものかと悩んでいます。看護師さんからはどのようなアドバイスが寄せられたでしょうか。

ママからの相談:「アレルギーを予防する方法はありますか」

上の子が卵と牛乳のアレルギーで、2歳で完治するまで大変でした。卵や牛乳に触れただけで赤くなるため、買わないようにしていましたが、みんなと同じオヤツが食べられず、可哀想でした。今、母乳で2人目を育てていますが、私の食事などで予防する方法はありますか。離乳食もしばらくは卵と牛乳はひかえ、野菜中心です。私自身、生卵は避け、牛乳もコップ1杯以下ですが、パンなどの加工品は食べています。(20代・女性)

積極的に母乳栄養を。食事制限は自己判断せず医師に相談を

アレルギー予防には母乳栄養は積極的に行なう方がよいようです。自己判断で食事制限などせず、医師に相談しましょう。

お子さんのアレルギーは消化・吸収機能が未発達なために起こるものです。上のお子さんがアレルギーを持っていたようですし、両親がアレルギー体質の場合、お子さんにアレルギーの体質が遺伝する可能性はあると考えられています。(循環器内科看護師)
お母さんが食べたもので、母乳に含まれるアレルゲンはごくわずかといわれています。むしろ食事制限をすることで、お母さんも栄養不足になったり、貧血になったりしますから、バランスのとれた食事を心がけてください。(産科・婦人科看護師)
お母さん自身がお子さんのアレルギーを起こさないようにという気持ちは十分わかりますが、育ち盛りでもあるので、ご自身の判断で食べ物を制限するのではなく、医師に相談されてはいかがでしょう。その結果で代替の食材を使用できるケースもあります。(循環器内科看護師)

初めて食べるものは一口ずつ。様子を見ながら与えて

アレルギーの症状はすぐには出ないこともあります。初めての食材は一口食べさせたら、しばらく様子を見ましょう。母子ともに食べたものを記録しておくと、万が一のときに役に立ちます。

初めて食べさせるものは、一口食べて丸一日は様子を見た方がよいでしょう。アレルギーによっては、時間が経過してから症状が出る場合があります。卵は白身でアレルギーを起こすことが多いので、食べさせるなら、固ゆでのゆで卵の黄身だけを少量食べさせて様子をみてください。(産科・婦人科看護師)
お子さんがアレルギーを起こさないためには、積極的に母乳栄養を行なった方がよいといわれます。万が一アレルギー症状が出た場合のため、お子さんやお母さんが食べたものをメモしておくと今後の目安になります。(産科・婦人科看護師)
現在、母乳で育てているようですが、お母さんが牛乳を摂取したあとのお子さんの状態はいかがでしょうか。母乳はお母さんが食べたものから作られているので、牛乳を摂取したあとにアレルギーを示す症状がないのであれば、少量ずつ離乳食に混ぜてもいいと思います。(循環器内科看護師)

アレルギー予防には母乳栄養が有効です。母乳に含まれるアレルゲンはわずかですから、栄養不足にならないようバランスのよい食事を心がけましょう。離乳食で初めて食べる食材は、一口食べさせたらしばらく様子を見るようにしましょう。


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