イヤイヤ期

2016/06/05

イヤイヤ期の子ども、交換条件で言うこと聞かせてもいい?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

イヤイヤ期の子ども、交換条件で言うこと聞かせてもいい?

親を悩ませる2歳児のイヤイヤ期。今回の相談者もその一人です。交換条件を出して言うことを聞かせてきたものの、それでよいものか悩んでいます。イヤイヤ期の接し方について専門家に聞いてみました。

ママからの相談:「2歳児のイヤイヤ期について悩んでいます」

2歳5か月の子どもが何でもすぐ「いやだ」と言います。親の口真似で「今忙しいから」などと言うようにもなり、仕方なく「○○あげるから○○してね」「○○しないと○○あげないよ」など交換条件を出していましたが、最近はきかなくなり、このまま続けてよいものか悩んでいます。ついイライラして怒鳴ることも多く、自分の育て方のせいではと不安で仕方ないです。(30代・女性)

交換条件はできるだけ避けて。うれしいという気持ちを伝えて

条件付きでやらせると、条件がないとやらない子どもになってしまいます。やってくれたらうれしいという気持ちを伝えましょう。

何でもイヤと言うイヤイヤ期は、癇癪をおこして手がつけられないこともあります。子どもの自我が目覚めたことで、この時期をうまく乗り越えないと、感情表現ができなくなったり、コミュニケーションがうまくとれなくなることもあります。子どもの成長過程の一部と思って長い目でみてあげてください。(産科・婦人科看護師)
頭ごなしに怒るのは逆効果です。交換条件もよくありません。「これできるかな?自分でやってみる?」と子どもが自らやる気になるような声掛けをしましょう。(産科・婦人科看護師)
ご褒美があるから嫌なことをする交換条件は、逆に言うとご褒美がなければしないことになってしまいます。できるだけ減らし、代わりに褒めることを探しましょう。お菓子をきちんと食べたら「きちんと最後まで座ってお菓子が食べられたね」とめいっぱい褒めてみましょう。(内科医師)
「○○してくれたら、お母さんうれしいな」といってみてください。その時はやらなくても、いつかその言葉を思い出して、するようになるかもしれません。その時はうんと褒めて「うれしいよ」と伝えましょう。人が喜ぶと自分もうれしい感覚を感じることができれば、他人のために動ける人に成長します。でも小さな子どもですから、あせらずゆっくり見てあげましょう。(内科医師)

イヤと言ったら理由を聞いて。子どもの気持ちを引き出して

なぜイヤなのか、その理由を聞いて、子どもの気持ちを引き出しましょう。

親はみんな試行錯誤です。2歳とはいえ、1人の人間。まずはきちんと理由を聞きましょう。小さいうちは親の言葉しか接しないので真似しがちです。子どもは親の鏡。親の言葉や態度で改めることがあれば改善しましょう。(内科医師)
イヤと言ったら、なぜイヤなのか理由を聞きましょう。うまく言えなければ、他にやりたいことがあるのか、そのものが気に入らないのか、気持ちを聞きだしてください。(産科・婦人科看護師)
子どもができることは、時間がかかっても、まず子どもにやらせ、うまくできなくても「すごいね~偉いね~」と褒めましょう。褒められることで自信がつきます。ダメなことはダメな理由を子どもがわかる範囲で説明しましょう。(産科・婦人科看護師)

やってくれたらうれしいという気持ちを伝えるのがよいようですね。イヤと言ったら、理由を聞き、ダメなことは根気強く伝え、頑張ったらうんと褒めてあげましょう。


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