産後ダイエット

帝王切開後の産後ダイエット…傷口が開かないか心配です

最近では帝王切開で出産するママが増えてきており、妊婦さんの5人に1人は帝王切開で出産をしています。医療・ヘルスケアの専門家に悩みを相談できる「なるカラ」にも、帝王切開後の産後ダイエットに悩むママから相談が寄せられていました。ママの産後ダイエットの悩みに、看護師さんはなんと答えているのでしょう?

ママからの相談:「出産したらおなかがたるんでしまいました。帝王切開後のダイエットで注意することはありますか?」

出産後のおなかは予想以上にたるんでしまうもの。どうしたらもとに戻るの?でも帝王切開だったから無理な運動で傷口が開かないか心配だし…そんな悩みをもつママからの相談です。

出産して約10日たちますが、下腹部のたるみと膨らみが気になります。赤ちゃんが出たら出産前のおなかに戻ると思っていましたが、予想していたよりもたるんだままで自分のおなかを見ると悲しくなります。子宮が収縮すると少しすっきりするでしょうか?1カ月健診でお医者さんのOKが出たらダイエットを始めようと思っています。帝王切開での出産だったのですが、産後ダイエットで注意することはありますか?傷口が開いてしまわないか心配です。

傷口がしっかりふさがっていれば大丈夫!でもしっかり自分の体の声を聴いて

多くのママをみてきた産科・婦人科の看護師さんも「産後の下腹部のことを気にしているママは多いです」と言っています。「傷口は徐々になじんできますから、しっかりふさがれば経膣分娩のママと同じようにダイエットできますよ!」と看護師さんからアドバイスがありました。

帝王切開の場合、産後の検診で傷口がしっかりとふさがっていれば、経膣分娩のママと同じようにして大丈夫ですよとお伝えしています。ですが、帝王切開の場合、傷口がふさがっていたとしても、傷の痛みが残っていることもありますので、無理は禁物です。(助産師、産科・婦人科看護師)
帝王切開の場合は1カ月たったとしてもダイエットを目的としたような激しい運動は避け、家の掃除や約20分程度の散歩などで徐々に体を動かしていくことからはじめるとよいでしょう。(助産師、産科・婦人科看護師)
骨盤ベルトをする場合、ベルトが帝王切開の傷に当たって痛い場合は、もう少し傷の回復を待ってからにしましょう。(助産師、産科・婦人科看護師)

産褥体操や骨盤ベルトが強い味方!

傷口がふさがったあとには具体的にどんな方法でおなかのたるみをとっていったらよいのでしょうか?看護師さんは「産褥体操や骨盤ベルトを試してみて!」と言っています。

「産褥体操」は術後24時間からできる体操です。基本となる腹式呼吸から始めてみてください。呼吸法を変えるだけでエネルギーの消費量は大きく違ってくるので、普段の生活のなかで腹式呼吸を意識するのが大切です。その他には「寝ながら骨盤を上げていきゆっくり降ろす運動」など、ヨガのようなストレッチを取り入れると効果的です。(助産師、産科・婦人科看護師)
産後は骨盤がゆがみやすくなっています。骨盤がゆがむと、そこに収まる内蔵のバランスが崩れ、下腹が出たり体全体がゆがむなど悪影響がでるといわれています。そのため、「産後ベルト(お腹ではなく、骨盤をしめるもの)」を使ってみてもよいでしょう。ベルトにはおなかをしめるタイプのもの(ニッパー式のものなど)もありますが、これは逆に内臓を圧迫して血行を悪くすることもあるのでおすすめしません。(助産師、産科・婦人科看護師)
出産前の体重増加が適切(約10Kg)であれば、食事制限のダイエットをするより母乳育児で脂肪を使っていくほうが体への負担は少ないです。(助産師、産科・婦人科看護師)

「一日も早くもとの体型にもどりたい」と思うのは多くのママに共通の願いですよね。ポイントを押さえながらあせらずゆっくり、もとの体型に戻していきましょう。無理は禁物です!


2014/07/15

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