二人目妊娠

2016/06/06

出産時に胎盤ポリープを手術、今度は卵巣嚢胞に…2人目の妊娠は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

出産時に胎盤ポリープを手術、今度は卵巣嚢胞に…2人目の妊娠は?

女性にとって婦人系の病気は出産、妊娠とも関わるため、特に気になります。今回は出産時に胎盤ポリープの手術をしたママからの相談です。最近、不正出血があり、卵巣嚢胞と診断されました。2人目の妊娠は可能だろうかと悩む相談者に、専門家からはどのような回答が寄せられたでしょうか。

ママからの相談:「胎盤ポリープ手術後、卵巣嚢胞と診断。2人目を妊娠できますか」

不正出血があり、卵巣嚢胞と診断されました。5cm弱と大きかった嚢腫ですが、1か月後に2cmになっていたため、手術せず、経過観察になりました。医師からは、生理不順が続くと妊娠しにくくなる可能性はあると言われました。今27歳で、1人目出産時に胎盤ポリープを手術しています。そのうえ今回の不正出血で、私は婦人系が弱いのでしょうか。この身体でも2人目を妊娠することは可能でしょうか。(20代・女性)

卵巣嚢胞があっても妊娠は可能。手術でも卵巣を残すことを優先

女性なら誰でもかかる可能性のある卵巣嚢胞ですが、妊娠は不可能ではありません。むしろ妊娠によって嚢胞が小さくなることもあるようです。

卵巣嚢胞は、卵巣嚢腫とも呼ばれ、子宮筋腫についで発生頻度が高く、女性なら誰にでも起こりうる疾患です。嚢胞があっても妊娠可能ですし、妊娠したことで、嚢胞が小さくなる場合もありますが、多嚢胞性卵巣症候群になると、不妊の原因になることがあります。また、大きくなる場合、一般的に5cm以上になると手術の適応になるため、定期的な検査が必要です。(産科・婦人科看護師)
万が一、手術になっても、妊娠を希望される場合は、できるだけ卵巣を残すことを優先に考えますし、卵巣を摘出することになっても、もう片方の卵巣が正常であれば、生理、妊娠には問題ないでしょう。経過によっては妊娠前に手術した方がよい場合もありますから、妊娠の時期は主治医とよく相談してください。(産科・婦人科看護師)

胎盤ポリープとの関係の可能性も。定期的な検査を欠かさないで

不正出血には胎盤ポリープの手術が関係している可能性もあるようです。検査を欠かさず、適切な処置を行なうことが大切です。

卵巣嚢胞は女性であれば誰しも起こりえる病気といえます。嚢腫の大きさを経過観察しながら適切な処置を受けていれば、妊娠・出産にあたって大きな問題になることはありません。胎盤ポリープの手術を受けられたとのことですが、これは子宮の内膜を一部切除する手術ですので、今回の不正出血に関係している可能性も否定できません。(麻酔科医師)
胎盤ポリープの手術後、子宮内膜が充分に回復するまでは不正出血があったり、着床しにくいなどの問題があるかもしれませんが、婦人科でエコーなどで子宮内膜の回復具合を見てもらいながら、妊娠のタイミングを医師と相談するのがよいでしょう。まだ若いですし、2人目のお子さんの妊娠・出産は可能だと思います。(麻酔科医師)

卵巣嚢胞になっても妊娠を諦める必要はないようです。もっとも悪化すると不妊の原因となったり、手術する必要が出てくることもあります。定期的な検査を欠かさず、適切に対処していきましょう。


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