妊活・妊娠したい

妊娠しやすい体質になるにはどうすればよい?

「子どもは授かりもの」といいますが、妊娠しやすい体質にはどう改善していけばよいのでしょうか。結婚後1年が経ち、早く子どもが欲しいと考えている女性からの相談者に、専門家たちが答えています。

20代女性からの相談 :「食生活などで注意することは?」

結婚して1年。そろそろ赤ちゃんが欲しく、毎日体温を計って記録をつけています。赤ちゃんができにくい体質があると聞きますが、原因はあるのでしょうか。このまま何年もできなかったらと思うと不安でたまりません。24歳で結婚し、赤ちゃんもできるだけ早く欲しいと考えています。 運動と食事などももっと気をつけたほうがよいでしょうか。普段はあまり気にせず好きなものを食べています 。(20代・女性)

夫婦揃って不妊相談を

不妊の原因は女性側に限ったことではありません。現在は妊活を始めて1年間妊娠しなかった場合、不妊治療の対象となります。

不妊の原因には女性側、男性側の問題があります。女性でしたら、無排卵や卵巣、子宮疾患、卵巣機能低下、ホルモンバランスの乱れなどがあり、男性では無精子症、ED、生殖器疾患などがあります。基礎体温をつけているのでしたら、きちんと低温期と高温期の2層に分かれているかチェックしてください。体温が最も下がったころが排卵ですから、その頃にタイミングを図ると妊娠の可能性が高くなります。(産科・婦人科看護師)
日本産科婦人科学会では、妊娠を望む男女が避妊しないにも関わらず、1年間妊娠しない場合を不妊と判断し、治療の対象とみなしています。自然妊娠は年齢が高くなるにつれ難しくなりますので、早めに病院を受診した方がよいでしょう。その際には、ぜひご主人も一緒に受診してください。(産科・婦人科看護師)
基礎体温を毎日測定しているなら排卵日の5日前後は妊娠可能な時期です。高温期は通常10日〜14日間ありますが、高温期が短いと子宮内の血行が悪かったりホルモンが正常に働いていないなど原因があると考えれらます。心配な時は基礎体温表を持参して近くの産婦人科で相談すると良いでしょう。そして不妊は女性側でなく男性側に原因があることもあります。(一般内科看護師)

心がけたい生活習慣

妊娠へ向けて、今一度生活習慣を見直しましょう。

規則的に生理がきていれば、次の生理予定日から逆算して14日目ころが排卵と考えてもよいでしょう。妊娠しやすい身体をつくるには、規則的な生活とバランスのとれた食事、特に葉酸や鉄分、良質のタンパク質、大豆イソフラボンを多めに摂るようにしてください。身体を冷やさないようにすること、適度な運動で血行をよくしてください。(産科・婦人科看護師)
生理不順やホルモンのバランスが崩れたり、また子宮内膜症や子宮筋腫など婦人科系の病気があると妊娠しづらくなります。栄養バランスのよい食事の摂取やお酒を控えたり禁煙することは大切です。(一般内科看護師)
年齢が高くなると卵巣機能も低下するため妊娠する確率も低くなります。ストレスも不妊の原因になるので、疲れを溜め込まないように適度な運動をしたり、リラックスする習慣をつけるとよいでしょう。(一般内科看護師)

最近は1年で不妊治療の対象とみなされるようです。普段から規則正しい生活習慣や栄養バランスを心がけ、夫婦揃って早めに不妊相談を受けられることをお勧めします。


2016/06/11

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