妊娠中の病気・身体の悩み

2016/06/12

妊娠後期、乳首に白いカスが。これって取った方がよい?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠後期、乳首に白いカスが。これって取った方がよい?

妊娠中は身体に起こる様々な変化に、戸惑いを感じるママも多いのではないでしょうか。妊娠後期に入り乳首に白いカスのようなものがあるが、取ろうと無理に触るとお腹が張るのでは?と心配する相談者の方に、看護師さんたちからのアドバイスです。

プレママからの相談:「乳首に溜まった白いカス。無理に取ると子宮収縮が起こる?」

現在妊娠28週目で、分娩をする産院が母乳育児を推奨しており、私自身も母乳育児を希望しています。最近乳首に白いカスが溜まるようになり、おっぱいケアは36週を過ぎてから、と産院から指示が出ていますが、この白いカスは綺麗にした方がよいのでしょうか。乳首を刺激すると子宮が収縮すると聞き、怖くて触れません。また、左の乳房が痒くなったり少し熱を持ち赤くなることがありますが、乳腺炎になりかけているのでしょうか。(20代・女性)

なるべく刺激を与えず丁寧に除去

おっしゃるように乳首を刺激すると、子宮収縮が起こりお腹が張ることもあります。しかしこの白いカスは母乳の乳垢で、つまったまま放置すると乳腺炎の原因となるため、なるべく刺激を与えないようオイルなどでふやかして取るとよいようです。

妊娠中から乳腺が発達して母乳分泌の準備が始まるので、乳首についた白いものは母乳による乳垢です。そのままにしておくと乳腺を詰まらせ乳腺炎の原因になるため、丁寧に除去してください。おっぱいを触るのが怖いようですが、乳首のカスを取るぐらいで陣痛はおこらないでしょう。(産科看護師)
古くなった角質や、わずかに母乳のようなものが出て乾燥したり固まったりしたものが白いカスのように付着しているのでしょう。乳首を刺激するとホルモンの関係でお腹が張ってしまうこともあるため、あまり無理に除去するのはやめた方がよいでしょう。こすって落とすようなことはせず、浴槽に浸かったりして自然と柔らかくなると、普段通りに身体を洗っているうちに少しずつ取れてくるのではないでしょうか。(看護師)
普通に洗っても取れない場合は、刺激の少ないベビーオイルなどを浸み込ませたコットンを乳首にあて、上からラップをして30分ほど置きます。あとは普段通り入浴すれば、これでほとんど除去できると思います。奥の方まで無理にとる必要はないので、週に1回ほど気づいた時に行ってください。授乳中も同じようなことが起こるため、産後もおっぱいのケアは続けましょう。(産科看護師)

痒みと熱っぽさはホルモンの影響かも

乳房の痒みなどについては、女性ホルモンの影響かもしれないと看護師さんは説明しています。しかし熱っぽさもあるようなので、念のため産院で診てもらうと安心です。

乳房の痒みと熱っぽさについてですが、女性ホルモンのバランスが崩れているためかもしれません。しかし、熱を持っていると感じているのなら何かしら炎症を起こしている可能性もあり、乳腺炎だとしたら放置しておくのはよくありません。早期に対処することで悪化は防げるので、早めに病院で診てもらった方がよいのではないでしょうか。(看護師)

身体はすでに母乳を出す準備が始まっており、わずかに出た母乳の成分が乳首につまり白いカスとなるようです。無理矢理取る必要はないですが、乳腺炎防止のためにも、少しずつ柔らかくして除去していった方がよさそうです。


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