妊活・妊娠したい

2016/06/13

1人目を不妊治療で授かった場合、保険の加入は難しい?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

1人目を不妊治療で授かった場合、保険の加入は難しい?

最近は、一般の医療保険などにも不妊治療を対象とした商品が発売され、加入を検討する人も多いようです。しかし、過去に不妊治療経験がある場合は保険への加入ができないのかという質問に、看護師さんたちは何と答えているのでしょうか。

ママからの相談:「民間の不妊治療保険。過去に治療経験があれば加入は無理?」

1人目を不妊治療で授かり、不妊理由は原因不明で3年間治療しています。現在2人目をほしいのですが、私のように過去に不妊治療を受けていても保険への加入は可能でしょうか。また、行政の助成金は年齢的な制限があり、年齢が上がれば控除を受けられる回数が少なくなります。一般の医療保険についても、ある年齢になったら保険に加入できない、不妊治療時にもらえるお金が減るなど制限があるのでしょうか。(30代・女性)

保険会社が保障する病気とは認められていない

保険の内容にもよりますが、一般的な医療保険では不妊治療は保障対象外となることが多いようです。また健康保険の適用外となる不妊治療については、年齢制限があるものの国から助成金が受けられます。

保険に加入してすぐに病気になった場合は医師の診断書に加え、数年間の健康診断の結果などの提出も求められる場合があります。保険の種類にもよりますが、不妊治療は保険会社が保障する病気とは認められていないことが多いので、保険に加入できるかは直接問い合わせた方がよいでしょう。(産科看護師)
不妊治療は、初期の一般治療だと健康保険が適用されますが、人工授精など高度な治療になると保険は適用されません。そのため国から助成金が出ますが、対象は43歳未満で初回の1年間は3回まで、2年目以降は年2回を5年間。助成対象の初日に40歳未満なら、回数や期間の限度を設けず通算6回までとあります。詳しくは、お住まいの市役所や自治体に問い合わせてください。(産科看護師)
助成金については都道府県などでその援助範囲が異なるので、お住いの地域の自治体できちんと確認をしてください。(看護師)

2人目も妊娠しにくいとは限らない

過去に不妊治療の経験があると、2人目もまた治療が必要だと思う人は多いようですが、実際そうとは限らないようです。自身の体験をもとに、看護師さんは次のように話しています。

不妊治療を受けている人の中で、不妊の理由がはっきりとわかる人はごくわずかです。卵管閉塞や癒着などこれといった原因がある場合を除き、特に異常がないのに妊娠できない人は大勢います。(看護師)
1人目は不妊治療で妊娠されたとのことで、恐らくは人工授精や体外受精なども行われたかと思います。しかし1人目は不妊治療を受けて妊娠・出産したとしても、2人目はなぜかあっさり妊娠するという人も多いです。私は1人目は何の問題もなくすぐに妊娠しましたが、なぜか2人目ができずに不妊治療に2年ほど通っています。しかし私の妹は、1人目は不妊治療で妊娠・出産をして、2人目は自然に妊娠をしています。(看護師)

民間の保険ですと、そのほとんどは保障の対象外となってしまうようですが、詳しくは保険会社に直接問い合わせた方が確実です。また公的な助成金についても、自治体によって金額などが違うこともあるので、こちらも直接確認した方がよいでしょう。


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