水疱瘡

水疱瘡が大流行!予防接種は本当に有効なの?

毎年流行する水疱瘡。小さいうちにかかれば比較的症状が軽いといわれるものの、時には重症化してしまうこともあり、子どもに予防接種を受けさせるママも多いようです。ワクチンを接種すれば絶対に感染しないのかどうか、看護師さんたちに尋ねてみました。

ママからの相談:「水疱瘡。早めにかかっておくべきか、予防するべきか?」

子どもが通う保育園で水疱瘡が流行中で、予防接種を2回受けていますが感染するるのではないかと不安です。しかし水疱瘡は小さい時にかかった方がよいとも聞きますし、予防すべきかどうか混乱してしまいます。保育園で水疱瘡が流行した場合、気にせず普段通りでよいのか、やはりきちんと予防すべきでしょうか?またどのような予防法があるのでしょうか。(20代・女性)

ワクチン接種で重症化を防ぐ

水疱瘡は、一度感染したり予防接種を受けていてもかかってしまうことも。しかしワクチンを接種していれば、例え感染したとしても軽症ですむことが多いため、やはり予防はした方がよいようです。

水疱瘡は、一度感染すると抗体ができるため二度は感染しないといわれたり、小さいうちにかかると比較的軽症ですむともいわれています。しかし中には重症化して死亡に至る場合もあるので、あえて感染させるようなことはせず、予防は行った方がよいでしょう。予防接種を受けていれば感染しないか、感染したとしても軽症ですむといわれています。(産科看護師)
心配されているように、ワクチンを接種すれば絶対にかからないというものではなく、また一度水疱瘡になっていたとしても充分に免疫が得られていないこともあり、再度感染してしまう可能性があります。しかし、予防接種を受けておけば多少なりとも免疫はつくので、水疱瘡になってしまった時に重症化することを防ぐことができます。(看護師)

予防は一般的な風邪予防と同じ

水疱瘡は飛沫・接触感染なので、通常の風邪を予防するように手洗い・うがいの励行などが推奨されます。しかし子どもの場合はなかなか完全な予防が難しいため、一番確実な方法はワクチンの接種だと看護師さんは説明しています。

飛沫感染・接触感染が主な感染経路なので、一般的な風邪の予防と同じように日頃からうがいや手洗いを行って、できるだけ規則的な生活を心がけましょう。なるべく人ごみに近づかないこと、感染者との接触は極力控えてください。(産科看護師)
水疱瘡は重症化すると、一生付き合っていかなければならないような合併症を引き起こすこともあるため、ワクチンは接種しておいた方がよいでしょう。感染経路は空気感染や接触感染なので確実な予防法はなく、子どもの場合はなおさらです。もっとも効果的な予防方法は、やはりワクチンの接種です。(看護師)
家族内に感染者がいれば、一緒に入浴したり同じ食器を共用することは避けてください。保育園で流行した場合、水疱瘡は第二種伝染病に指定されているため、全ての発疹がかさぶたになるまで(感染力が低下するまで)は登園・登校はできません。(産科看護師)

現在、水疱瘡ワクチンは定期接種となり、万が一感染しても症状を軽く抑えることができます。また日ごろから手洗いやうがいの励行、規則正しい生活で免疫力をつけて、感染予防に努めましょう。


2016/06/13

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