水疱瘡

幼児期に水ぼうそうにならなかったら、再度接種すべき?

水ぼうそうは大人がかかると、症状が重くなったり後遺症が残る危険があります。幼児期に水ぼうそうにならなかった場合、再度接種を受けるべきか悩むママからの相談に、お医者さんと看護師さんはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「幼児期に水ぼうそうにならなかったら、再度予防接種を受けた方がいいのでしょうか」

4歳と1歳の子どもがいます。2人とも1歳を過ぎると同時に水ぼうそうの予防接種は受けました。夫は高校生の時に水ぼうそうにかかったため、症状がひどく、しばらく学校は出席停止だったそうです。今でも背中に水ぼうそうの痕が残っています。子どもたちが幼児期にかからなかった場合、もう一度予防接種を受ける方がよいのでしょうか。夫の背中の痕を見ると、子どもの間にかかって欲しいと思ってしまいます。(30代・女性)

水ぼうそうは2回接種を推奨

水ぼうそうの予防接種は2回接種を行うことが推奨されています。その理由について、教えてくれました。

水ぼうそうの予防接種は2回行うことを推奨しています。1回の接種でもほとんどの人に抗体ができると言われていますが、そのうち10-20%は水ぼうそうを発症したという研究結果もあります。おっしゃるように、大人になってから感染すると、子どもよりも重症化しやすく、回復までの時間が長くかかる場合もあります。より確実に予防したいのでしたら、2回目の接種を行ったほうがいいでしょう。(呼吸器科看護師)
水ぼうそうの予防接種では1回で免疫を100%得ることが難しく、15%程度の人は予防接種を受けたにも関わらず軽症ながら水ぼうそうにかかる事があると言われています。そのため、予防効果を確実にするために、日本では1度目の接種から3カ月の間隔をあけてすぐに2回目の接種をすることがすすめられています。(医師)
1回だけ予防接種を受けられた現在の状態では、お子さんが幼児期の間に罹患すれば、予防接種の効果もあって症状が軽くすむ可能性が高いでしょう。ところが、免疫効果が不十分なまま成長してから罹患した場合は、質問者の方も書かれているように症状が重く、登校や出勤も長期間停止しなければなりません。やはり2回目の予防接種を受けた方がよいと考えます。(医師)

平成26年からは定期の予防接種に

平成26年からは、水ぼうそうの予防接種は定期になり、下のお子さんは対象になるようです。上のお子さんの接種については医師に相談するようアドバイスがありました。

水ぼうそうの予防接種は、平成26年からは3歳未満の幼児には定期の予防接種になっているので、下のお子さんは無料で受けられます。保健所などに問い合わせてみてください。上のお子さんは任意になりますし、1回目から時間が経過しているので、2回目を行うか、このまま様子をみるか、医師に相談してください。(呼吸器科看護師)

水ぼうそうの予防接種は2回受けることを推奨されており、平成26年からは定期の予防接種に加わりました。任意である上のお子さんの接種に関しては、医師への相談をご検討ください。


2016/06/15

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