女性の身体

梅雨時の「ダルさ」「疲労感」に6つの方法!

6月5日、ついに関東も梅雨入りしました。
梅雨時の症状に悩まされる人は少なくありません。この時期をうまく乗り切らないと、本格的な夏になったあとにもっとツライ状況になりかねません。
そこで今回は、梅雨時に調子をくずしやすくなるのはなぜなのか、そしてその対処はどうすればいいのか、などについて学んでいきましょう。

「肩や首回りのハリ、頭痛がひどくて…」

最近特に肩こりや首回りのハリ、頭痛がひどくて…なんて人もきっと多いですよね。
実はそれも梅雨どきにありがちな不調。
この時期は大気の状態が「低気圧」になっていますから、その影響が身体にも現れてくるのです。
私たちの身体は日頃から周りの大気に押され、気圧の影響を受けていますが、その圧が弱くなる…つまり低気圧になると、血液やリンパの流れが悪くなるのです。
梅雨は特に低気圧の日が多いですから、「血行&リンパの巡りが悪くなる日」が頻繁に続くことになります。
そうなると、肩こりや首回りのハリ、頭痛が慢性的になってしまうのです。
人によっては脚や顔がむくんでくることもあります。

「疲れが取れない、やる気が起こらない」

気圧の急激な変化を感じると、人間の身体は自律神経を働かせて外部の変化に対応しようとします。
活発に動いたりせず、慣れるまでは身体も心も使いすぎないようにしなさい、という指令を出すわけです。
血圧や心拍が低下したり、食欲に変化が起こったりします。
その結果、疲労感を感じる、何をするにもやる気が起こらない、といった症状が現れます。特に急激に気圧の変化が起こる梅雨どきは、自律神経の切り替えがなかなか追いつきません。
そのため、これらの症状が過剰に出てしまうことがあるのです。

「風邪でもないのに喉が痛くて身体がだるい」

はっきりしたメカニズムはわかっていませんが、最近の研究で、気圧がさがると体内の「ヒスタミン」と呼ばれる物質が増えることがわかっています。
ヒスタミンはもともと免疫機能をつかさどる物質のひとつですが、増えすぎると身体のあちこちによくない影響が出てきます。
たとえば、鼻水やくしゃみ、喉の痛みなど、アレルギーに近い症状が出てしまったり、関節のあちこちが痛くなったり。
おまけにヒスタミンは血管を拡張させる作用もあるので、いっそう血圧が低くなって身体のだるさを引き起こします。
「風邪でもないのに喉が痛いし、すごくだるい…でも風邪じゃないから休めない!」なんていうときは、ヒスタミンの分泌に身体が過剰に反応しているのかもしれません。

これさえ実践すれば大丈夫! 梅雨どきを元気に過ごすための6か条

では、これらの不快な症状とうまくつき合うにはどうすればいいのでしょう。明日からでもできる6つの方法をお教えしましょう。
(1)適度に運動をする
(2)外に出て太陽の光を浴びる
(3)お風呂にゆったり浸かる
(4)身体を冷やさない・温める
(5)こっている部分をマッサージする
(6)充分な栄養・睡眠をとる

(1)「適度に運動をする」。
身体を軽く動かすと血行がよくなって筋肉がほぐれてきます。血行不良による肩こりやだるさを解消して、気分もリフレッシュできるのです。
ハードな運動ではなく、ラジオ体操や軽い散歩程度でもOK。

(2)「外に出て太陽の光を浴びる」は、特にメンタルの不調を感じている人におすすめ。
太陽の光を浴びると、脳内の「セロトニン」という神経伝達物質の分泌が促され、不安定になりがちな気持ちを安定させてくれます。
できれば朝、だいたい決まった時間に外に出るようにするといいでしょう。乱れた体内時計もリセットできます。

 梅雨時の症状 :お風呂に食事、睡眠…そして「がんばりすぎない」ことも大切

(3)「お風呂にゆったり浸かる」は、誰もが知っている健康法。
こんなムシムシした季節に長風呂なんて…と思う人もいるかもしれませんが、梅雨どきこそお風呂のパワーが活かされる時期なのです。
ゆったりとお湯に浸かると血行もリンパの流れもよくなりますから、むくみがちな脚もスッキリ。
コリ固まった肩もやんわりほぐれてきます。
また、全身でリラックス感を味わうことができるので、ちょっとした気分の落ち込みも解消できます。お気に入りの入浴剤を入れて、ぬるめのお湯にじっくり浸かるのがポイント。

また、ムシムシしていると冷たいものばかり食べたり飲んだりしたくなりますが、(4)「身体を冷やさない・温める」ことも大切です。

飲み物や食べ物はなるべく温かいものにして、腹巻やレッグウォーマーを活用しましょう。

どうしてもコリがほぐれない、首回りのハリがきつい、という人は(5)「こっている部分をマッサージする」がおすすめ。
自分でやってもいいですが、ときにはお金を払ってプロの手を借りるのも手です。

そして何より大切なのが(6)「充分な栄養と睡眠をとる」。
食欲が落ちたり寝苦しかったりする時期ですが、食事と睡眠は心身を健康に保つのにいちばん大切なこと。
自分なりに工夫して、「きちんと食べて寝る」ことを心がけましょう。がんばりすぎず、自分をいたわりながら過ごすことです。

<執筆者・監修プロフィール>
執筆:T・M(ライター、フリーエディター)
監修:坂本忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)

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この記事の監修/執筆

Mocosuku編集部