新生児・乳児のお世話・トラブル

2016/06/14

9~10カ月の赤ちゃんのお世話のポイントは?

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9~10カ月の赤ちゃんのお世話のポイントは?

9~10カ月頃の赤ちゃんは身体の発育も言葉などの発達も目覚ましいものがあります。一方で、お母さんにとっては赤ちゃんの著しい変化に合わせたお世話をするには気になることも増えるでしょう。9~10カ月の赤ちゃん生活・お世話に関するポイントを紹介します。

■9カ月の赤ちゃんの生活

生後8カ月頃からハイハイを始める赤ちゃんもいますが、9カ月に入るとハイハイを上手にできる子が増えて動き回る範囲が広がり、動くスピードも速くなります。また、9カ月頃は赤ちゃんがさまざまな物に興味をもち、知恵もついてくる時期です。たとえば、引っ張ればどんどん出てくるティッシュペーパーを楽しそうに引き出したり、ごみ箱のごみやスリッパで遊んでいたりするので周囲を慌てさせることも多くなります。

特に、赤ちゃんはどんな物でも構わず口で確認するので注意が必要です。口に入れてしまったり、なめてしまったりするので小さな電池やボタンなどを飲み込むことがないように片づけておきましょう。

■9カ月の赤ちゃんのお世話

9カ月は、離乳食を二回から徐々に三回に進めていく時期です。三回に一段階上げる目安としては、赤ちゃんが歯ぐきでつぶせるくらいの固さの離乳食を二回、しっかり食べられることがポイントになります。

また、赤ちゃんは単純な繰り返しを喜び、周囲の大人のしぐさを真似るのが上手になるのも9カ月の頃です。「バイバイ」やバンザイを一緒にしたり、「こんにちは」で一緒に頭を下げたり、かわいらしい姿を見せてくれます。ただ、何度も同じことをしたがるため、お母さんを困らせることも少なくありません。

大人の真似をして言葉を覚えるように、挨拶という社会性を身につける機会にもなるため、赤ちゃんがうれしそうにしたがるときは一緒に繰り返してあげましょう。

■10カ月の赤ちゃんの生活

10カ月を迎える頃はハイハイやつかまり立ちだけでなく、伝い歩きができる子もいるため赤ちゃんの行動範囲はより一層広がる時期です。また、生後4カ月頃から始まるといわれる「あー」などの喃語は10カ月頃には少なくなり、代わって離乳食を「マンマ」というなど言葉が徐々に出始めます。

■10カ月の赤ちゃんのお世話

10カ月頃は赤ちゃんの好奇心や欲求も強くなり、身体もよく動かせるので離乳食を自分で食べたがったり、食事中に手を出して汚してしまったりします。お母さんとしては食事に時間がかかり、また、食べこぼしや食べ物をかき回されることも増えるので困ってしまうことでしょう。

しかし、赤ちゃんの「自分で食べたい」という意欲を大切にすることが重要です。もし、赤ちゃんがスプーンを持ちたがるならスプーンを持たせ、食べこぼしに対しては予めテーブルに新聞紙を敷いておき、後で新聞紙ごと片づけるとよいでしょう。食べ物のかき回しを防ぐには一皿にたくさんの食べ物を並べず、少しずつお皿に載せて食べさせる方法などもあります。

さらに、離乳食を二回から三回にすることは必ずしもスムーズにはいきません。赤ちゃんがなかなか食べようとしないときは、離乳食の固さや大きさが赤ちゃんにとって噛みにくい場合もあるので調理法を一度、確認してみましょう。

離乳食の卒業は1歳~1歳半頃を目指せばよいので焦らずに、むしろ食事の時間が「食べることの楽しさ」を経験できる時間になるように心がけてください。


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