下痢

子どもの下痢で知っておくべき食材とその与え方とは?

子どもが下痢になってしまったときは、どんな食べ物をあげればよいのでしょうか。子どもの下痢のときの食事に悩むママに小児科医の大井先生はどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「もうすぐ3歳の娘が下痢をしていますが、どんな食事がよいでしょうか」

もうすぐ3歳の娘ですが、風邪をひいて、咳、鼻水、発熱の他に下痢にもなりました。下痢のときでも食べられる消化がよくて栄養のある食品はなんでしょうか?(40代女性)

下痢のときによい食べ物や避けたほうがよい食べ物を知っておきましょう。

子供が下痢の時は何をどうあげればよいか考えてしまいますが、小児科医の大井先生が下痢のときにおすすめの食べ物や避けたほうがよい食べ物を教えてくれました。

下痢だからといって水分を控えるのは脱水を起こし、よくありません。温かいお茶や常温の水をあげてください。腸内環境を整えるためにヨーグルトなどの乳酸菌は効果的です。おかゆや柔らかいうどんは消化もよく水分も一緒にとれるのでよいです。人参やキャベツを柔らかく煮てスープにするのもよいです。
バナナやリンゴも消化がよくおすすめです。すりおろしたり、ジュースにするとよいでしょう。プリンやスクランブルエッグも消化がよくおすすめです。脱水予防にスポーツドリンクもよいでしょう。
避けたほうがよい食べ物は繊維質の多いもの、牛乳、カフェイン、香辛料などの刺激物です。
ジャガイモはサツマイモに比べ繊維質は少なく、消化器粘膜を保護するペクチンが含まれており、でんぷんも豊富なので消化によいです。

下痢のときに気をつけるべき食事のポイントを理解しましょう。

下痢をしたときにはどんな食べものがよいかがわかったところで、食事の与え方で気をつけるべきポイントを小児科医の大井先生が教えてくれました。便の状態に合わせる、水分は少しずつ摂る、ということです。

水っぽい便のときは、水分が多い食べ物を与えます(おかゆやみそ汁、スープなど)。消化がよくて食べ物からも水分を補給できるからです。また、もし少し柔らかい程度の便であれば、柔らかい食べ物与えます。また、腸を刺激しないよう、少量の水分を何度にも分けて与えましょう。

下痢のときによい食べ物と避けたほうがよい食べ物がわかりました。また、便の状態に合わせて食事を変えることや水分は少しずつ摂ったほうがよいこともわかりました。子どもが下痢になってしまったら看護師さん、薬剤師さんのアドバイスを思い出してくださいね。


2014/12/15

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この記事の監修/執筆

小児科医/女医+(じょいぷらす)大井 美恵子