便秘

妊娠後期のひどい便秘、出産するまでガマンしかないの?

妊娠中はさまざまな原因で便秘に悩まされる人が多いもの。薬や食生活に気をつけても改善が見られず、食欲もないという悩みに対し、看護師さんたちのアドバイスとは。

プレママからの相談:「ひどい便秘に悩まされています」

妊娠9カ月ですがひどい便秘に悩まされています。3、4日に1回くらいのお通じはありますが、硬い便しか出ずすっきり感がありません。産婦人科で便を軟らかくする薬を処方されましたが、それでも出ません。ヨーグルトや乳酸菌飲料、食物繊維の多い食品をとっているつもりですが、なかなか改善しません。常にお腹が張ったような感じがあるので食欲もあまりありません。出産するまで便秘との格闘を続けるしかないのでしょうか。(30代・女性)

生活リズムを一定にして自律神経を整えましょう

妊娠中はホルモンが乱れ生活も不規則になることから、自律神経が乱れ便秘を引き起こすことも。

妊娠後期に入ると大きくなった子宮が腸を圧迫するため便秘に悩む妊婦さんは多いですね。また、ストレスや疲労から自律神経の働きが乱れるのも便秘になる原因のひとつです。(内科看護師)
妊娠中はホルモンバランスや自律神経が乱れて便秘の原因となります。生活が不規則になりやすいので、できるだけリズムを一定にして睡眠をしっかり取るようにしましょう。(看護師)
あまりにも便秘がひどく改善もなければかかりつけの先生に相談してください。必要と判断されれば下剤の処方もあるかもしれません。自己判断での下剤の使用は禁忌です。(看護師)

食物繊維の摂取と運動もポイントです

2種類の食物繊維を上手に摂ることに加え、水分補給や適度な運動も便秘解消に有効です。

食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があります。この2つをバランス良く摂取しなければ、良い便が出るようにはなりません。不溶性の食物繊維は便の量を増加させ腸の蠕動運動に作用して排便を促します。水溶性の食物繊維は、善玉菌を増やして腸の環境を改善してくれます。不溶性の食物繊維は豆類、穀物類、根菜類の野菜に多く含まれています。水溶性食物繊維は寒天やこんにゃく、海藻類、野菜、キノコ類に含まれています。(内科看護師)
プルーンやバナナ、オリゴ糖なども便秘解消に効果的な食品です。食事以外でも軽い運動や糖分を含まない水分の摂取を心がけるようにして下さい。(内科看護師)
運動不足や腹筋が弱くなってくることなども、便秘の原因のひとつです。食事には充分気を使っているようですが、運動の方はいかがでしょうか。散歩やストレッチをすることで血液の循環が改善して新陳代謝が高まり、腸の動きも良くなるので便秘対策に効果があります。(看護師)

妊娠後期のしつこい便秘には、自律神経の乱れが関係していることも。生活リズムを整えるとともに、食物繊維の摂取や運動など、便秘解消に有効な習慣を多角的に取り入れていくとよいようです。


2016/06/25

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