妊娠中期の食事 

2016/06/26

何を食べても膨満感と倦怠感で動けなくなってしまいます

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

何を食べても膨満感と倦怠感で動けなくなってしまいます

食後、お腹の膨満感と倦怠感に襲われ、しばらく動けなくなってしまうという相談が寄せられました。少し食べただけで不調が現れ、食べる量も減って心配だということですが、看護師さんたちのアドバイスとは。

プレママからの相談:「胃部膨満感と倦怠感について」

妊娠7カ月です。4カ月辺りから何を食べても胃が膨らみ食後しばらく動けないという症状が出てきました。小分け食にしていますが量はあまり関係なく身体が重くなります。2時間ほど横になることもあります。食べる量が減ったためエネルギー不足か、1日中体がだるく運動もできていません。逆流性食道炎の症状もあります。現在妊娠前よりプラス1.5キロ。担当医師からは赤ちゃんの成長には影響はないといわれていますが、心配です。 (40代・女性)

食事の内容や時間、食べ方や寝方に注意

逆流性食道炎と関係のある症状である腹部膨満感や倦怠感に悩まされる妊婦さんは多いようです。食事の内容や時間、食べ方や寝方に注意することで改善が期待できるとのことです。

妊娠中に逆流性食道炎を発症する妊婦さんは多くいます。胸やけやゲップ、むかつき感、腹部膨満感なども症状のひとつになります。腹部膨満感は、大きくなった胃が子宮を圧迫するために起こります。また、倦怠感も逆流性食道炎が関係している可能性があります。(内科看護師)
改善方法としては食事を数回に分けて食べるようにします。よく噛んで食べれば、消化吸収も良くなり胃に負担がかかりません。また寝る前の2時間から3時間前は食事をしない、姿勢をよくする、寝る時は上半身を少し高めにして寝ると症状が緩和されます。そして食後3時間くらいは胃酸の逆流を防ぐため、横にならないように注意しましょう。(内科看護師)
肉類や白身魚など脂肪分の少ない食品を選ぶようにします。そのほか青菜や豆腐、お粥などを摂取するようにしましょう。反対に摂取を避けたい食品にはチョコレートやアイスクリームなどの洋菓子、ノンカフェインのコーヒー、緑茶、脂肪分の多い肉類などです。これらは症状を悪化させてしまいます。またセロリやゴボウ、海藻類などは妊娠中に良い食品とされていますが、逆流性食道炎では控えたい食品になります。(内科看護師)
改善がみられないときは我慢せず、かかりつけの産婦人科医か消化器内科に相談することをおすすめします。(内科看護師)

便秘が症状をさらに悪化させている可能性も

胃を圧迫するのは赤ちゃんだけでなく、便秘で腸に溜まったガスも原因になりえます。食後すぐでなくてよいので、少し運動するのがよいようです。

便秘などはどうでしょうか。赤ちゃんの成長などでお腹に圧迫されることによる胃部膨満感もあるとは思いますが、便秘により腸内にガスが蓄積していてそのガスのせいで膨満感がより強くなっているかもしれません。お腹が苦しいかと思いますが、運動をされたほうがよいでしょう。散歩やストレッチなど軽い運動です。食後すぐは避けましょう。有酸素運動をすることで新陳代謝が亢進して腸の動きも良くなります。(看護師)

お腹の膨満感や倦怠感は、妊婦さんによくある逆流性食道炎からきているようです。食事の内容や時間、食べ方や寝方に注意しましょう。また、便秘も胃を圧迫する原因になりうるため、運動して腸の動きを促すよう努めるとよいでしょう。


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