市販薬

市販の風邪薬。1才も3才も同じ用量なのはなぜ?

子供が風邪を引いた時、病院を受診せずに市販の風邪薬で様子をみようと思うこともあるでしょう。市販薬の年齢に対する用量が、1才~3才は同じということに戸惑っているママに対し、看護師さんや薬剤師さんたちは何と説明しているのでしょうか。

市販薬の用量についての相談:「年齢により体格が違うけど、同じ用量で効果は一緒?」

1才の子供が、風邪の引き始めで結構咳き込んでいたのですが、小児科が休みだったので、薬局で子供用の咳止めを買ってきました。その薬は1才~3才まで同じ使用量で、他の薬では3カ月~3才まで同じというものもありました。3カ月と3才、かなり違うと思うのですが同じ量で問題はないのでしょうか。3カ月の子供にはちゃんと効くけど、3才の子供にはあまり効果がないということになるのでしょうか。(40代・女性)

市販薬は、用量に幅を持たせて作られています

年齢に対する用量については、安全な範囲内で少しぐらい飲む量が変化しても問題ないように作られているようです。しかし人によっては薬が合わないこともあるので、注意が必要だと看護師さんは説明しています。

子供の年齢と身体の大小が一致しないことはよくあり、あくまでも薬の服用量の目安としての数字です。特に一般用の薬は、少しの量の変動があっても大丈夫なように安全域な範囲で厳しく作ってあるので、お子さんの体格などを考慮し、用量内で若干の加減をしてもよいでしょう。(薬剤師)
幅が広い年齢に対し用量が同じなのは、効果は弱く弊害の無い許容範囲内の数字だと思うので、絶対に安全とは限らないでしょう。服薬される時の状態により、アナフィラキシーショック症状などを起こすことがあるので注意が必要です。お子さんは結構咳き込んでいるようなので、呼吸状態や顔色などに注意をしておいてください。(小児科看護師)
日本の薬は厳密な検査をしているので「使用上の注意」を守り服用すれば、さほど心配はいらないでしょう。ただ、3カ月と3才では体格も違うし効果を疑問に思うこともあるのですが、その薬の成分にもよると思われます。あくまでも市販薬なので効果の程はわかりませんが、一時的に症状を抑えるには有効かもしれません。(産科看護師)

市販薬を服用の際は、薬剤師に相談を

できれば小児科を受診した方がよいのですが、やむなく市販薬を使用する際は薬剤師に相談の上服用すると安心です。

市販薬は、医療機関で投与される薬より効果は弱いことが多いですが、服薬される方に既往歴がある場合は必ず薬剤師さんに相談しましょう。安易に購入し服薬すると、重篤症状に陥ることもあります。(小児科看護師)
まだ1才なのでできれば市販薬は避けた方がよいですが、使用の際は必ず薬剤師に相談してください。咳を止めないと、かなり辛そうだという状態でない限りはなるべく薬を使わず、休み明けにすぐ小児科受診した方がよいかもしれません。 (薬剤師)

軽い風邪や病院が休診の際、市販薬で対応するのもよいでしょう。しかし、年齢と用量に関してはかなり幅を持たせてある薬もあり、その場合、効果はさほど期待できないかもしれないので、早めに小児科を受診した方がよいのではないでしょうか。


2014/12/16

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