低身長

中学校1年生の男子。身長が低めですがこれから伸びる?

両親とも平均的な背丈なのに、なぜ子供の身長が低いのだろうと相談者の方は心配しています。これから伸びるのかどうか、このまま様子をみていてよいのかという悩みに対し、看護師さんたちは何と回答しているのでしょうか。

子供の身長についての相談:「中学1年の息子の身長が低いのですが、様子をみていて大丈夫?」

息子は小学生の頃から背が低く、背の順に並ぶといつもクラスで1~2番目ぐらいでした。両親共に平均的な身長で特別低くはないですが、息子は中学校1年生になっても142cmで、同級生に比べるとかなり低いです。このままもう少し伸びるのを待つべきか、それとも病院を受診して検査を受けた方がよいのでしょうか。また、受診して治療に入る際、保険は適用されるのでしょうか。(30代・女性)

低身長は、血液検査や手のレントゲンの撮影で診断

低身長の検査は、血液検査やレントゲンなどで調べることが可能です。保険は適用されるようなので、一度小児科を受診するのもよいかもしれません。

低身長の検査は血液で成長ホルモンを調べたり、レントゲンで骨の骨年齢を判断します。もちろん保険は適用されるので、心配であれば一度検査を受けてみてはいかがでしょうか。(産科看護師)
低身長の検査は、骨の成熟度を知るため手のレントゲンを撮影し、甲状腺ホルモン・甲状腺刺激ホルモン(TSH)・成長ホルモンと関係の深い成長因子であるIGF-I(ソマトメジンC)などの分泌を調べるため血液検査もします。検査・治療の費用は、よほど自費での薬を希望しない限り保険適用となります。(看護師)

身長が伸びる時期には、個人差があります

身長が伸びる年齢の目安はありますが、その時期には個人差があります。検査で異常がなければ、生活習慣の改善などで身長を伸ばす手助けをすることができるようです。

子供の成長には個人差があるため、子供のころは小さくても成長期に入るとぐんと伸びる子もいます。成長期にも個人差があり、早い子は9才ぐらいから始まりますが、高校生になってから伸びる子もいます。(産科看護師)
低身長は同じ年齢の子と、どの程度の身長差があるかで判断されます。原因として、成長ホルモン障害・甲状腺機能低下症・軟骨形成障害・食生活・体質・運動量・慢性的な疾患などがあり、検査で異常がなければ食生活の改善や運動で成長ホルモンの働きを助けることができます。(産科看護師)
身長が伸びる時期は、生後から3~4才頃までの乳幼児期、思春期が始まるまでの前思春期、それと思春期です。低身長とされる目安は、13~14才の中学校2年生男子だと、137.5cm(12才6カ月の低身長の目安)です。男子は14~17才が一番伸びる時期だと言われており、お子さんはちょうどこれから、本格的に思春期を迎える年齢だとも感じられます。(小児科看護師)
野菜などもしっかり食べ、栄養バランスのとれた食事を心がけてください。(カルシウムを過剰に摂っても身長に影響はない)また、身長を伸ばす成長ホルモンは22時~深夜2時ごろに分泌されるので、夜更かしは避けるようにしましょう。(小児科看護師)

身長が伸びる時期は個人差があるので、しばらく様子をみてもよいかもしれません。不安であれば病院で検査を受け、身長について医師から詳しい説明をしてもらうのもよいでしょう。


2014/12/16

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