視力

2016/06/27

視神経が緊張して視力が下がる?子どもの視力検査

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

視神経が緊張して視力が下がる?子どもの視力検査

学校で定期的に行われる視力検査。再検査の指示があって病院へ行っても問題が見当たらないとき、お母さんはどんなことに気をつけてあげればよいのでしょうか。

ママからの相談:「視神経の緊張による視力低下」

小学校高学年の視力検査で視力低下を指摘されて眼科へ行きましたが、結果は良好。目薬だけ処方されました。本人も黒板の字が見えないことはないようです。医師によると、検査時に視神経が緊張して、近視ではないのに検査には引っかかることがあるとのこと。本当にそんなことがあるのでしょうか。(40代・女性)

お子さんの様子に気を配ってみること

子どもが緊張のあまりうまく行動できないことはよくありますが、それ以外にも、視力検査で再検査になる原因として考えられることがあるようです。

小さい子供の視力検査では、子ども自身が検査に集中できなかったり、緊張して上手く表現できなかったり、さまざまな感覚が緊張のあまり鈍くなってしまい正しい判断ができない場合があります。中学生になれば、ほぼ確実に検査することができますから、今後の検査結果をみて判断してください。(産科婦人科看護師)
日常生活でお子さんが目を細めてものを見ることや、なんでも近づかないとよく見えない様子など、視力が悪いのかなと思わせる行動はありませんか。普段から気をつけて様子を見てみてください。 (産科婦人科看護師)
視力検査で低下傾向にあっても目や視力に特別な異常が見られない場合、心因性視神経症が疑われることがあり、その治療として目薬が処方されることがあります。原因は、家庭や学校での不安や心配事などのストレスといわれています。お子さんの不安や悩みなど話を聞く、休日は外出するなどして気分転換することで改善されるでしょう。規則正しい生活や栄養バランスのよい食事など摂取することも大切です。(看護師)
視力について心配なときは学校の検診だけに頼らず、眼科を受診して相談するのもひとつの方法です。お母さんも子供さんの状態を観察しながら悩み事などないか様子を見るようにしてあげてください。(看護師)

視力低下を防ぐための心がけ

中学生、高校生と成長していくと、生活習慣も少しずつ変わっていきます。生活習慣の変化による視力低下を防ぐため、専門家は親子で以下のことを心がけていくようアドバイスしています。

視力の低下を防ぐには、本やテレビを見る時は少し距離をおき、姿勢を正しくして見ること。中学生になればゲームにも興味を持つでしょうが、ゲームの使用もなるべく短時間にしてください。テレビを見ていても、時々遠くや近くを交互に見て、ピント調節機能の訓練を行ってください。(産科婦人科看護師)
夜遅くまで勉強することもあるでしょうが、部屋の照明に加えて電気スタンドも使用し、手元が暗くならないようにしてください。目が疲れたと思ったら、温かいタオルをあてて目の周りの血行をよくし、疲れをほぐすのもよいでしょう。 (産科婦人科看護師)

小学生、中学生の子供たちは、まだまだ心も身体も不安定なもの。ご両親が子どもの様子に気を配ってあげることに加えて、今のうちから視力を低下させない習慣を身につけさせていくのがよいようです。


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