視力

2016/06/28

どう判断したら?眼鏡をかけるかかけないか

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

どう判断したら?眼鏡をかけるかかけないか

眼鏡をかけさせても、ちゃんと取扱えるのか、活発に動き回れないのではないかと心配ですが、眼鏡をかけさせるかどうかは、どのように判断したらよいのでしょうか。

ママからの相談:「眼鏡の必要性と使い方について」

就学時前健診で、両目が1.0以下といわれました。小学校にあがって文字が見えにくいようなら、眼鏡が必要でしょうか。眼鏡のせいで体育の授業や休み時間に元気に動き回れなくなるのが心配ですし、かといって、かけたり外したりするのは視力の悪化につながるようにも思います。どうするのがよいのでしょうか。(40代・女性)

眼鏡の必要性について

大人の基準で考えると、就学前の幼い子どもの視力が1.0以下というのは少し不安を感じますが、いったいどんな状態になったら眼鏡が必要と判断すればよいのでしょうか。

教室の広さや照明にもよりますが、一般的には視力が0.5以下になると後ろの席では黒板が見えづらくなるといわれています。黒板が見えないと学習の理解が難しくなります。一番前の席でも見えないときは、やはり眼鏡をかけた方がいいでしょう。(産科婦人科看護師)
実際、学校へ入学して授業を受けた時に、黒板の文字が見えるかどうかお子さんに確認してみてください。もしよく見えていないようであれば眼科を受診して再度視力検査を行い、眼鏡が必要かどうか眼科医の判断を仰ぎましょう。(看護師)
テレビを見ているとき、テレビ画面の近くに近寄って見ていないか、本を読むときに顔を近づけていないか、目を細めるしぐさはないかなど日常生活のなかで様子を見るようにしてください。(看護師)

眼鏡との付き合い方

見えていないかもしれないと疑われるしぐさがあるようなら、眼科を受診して医師の判断を仰ぐのがよいようです。もしも眼鏡をかけ始めたら、ずっとかけ続けなければいけないのでしょうか。

いったん眼鏡をかけると、はずしたりつけたりすることが目の負担になると思われがちですが、そのために視力が下がったというデーターはありません。小さいうちから眼鏡をかけると、さらに視力が下がるということもないといわれています。眼鏡をかけなくても日常生活に支障がないなら、常時かけている必要はないでしょう。(産科婦人科看護師)
黒板を見る時は眼鏡をかけて、ノートや教科書を見る時は外すようにしましょう。また普段から自然豊かな場所を訪れたり、遠くの景色を見るように意識するとよいと思います。(看護師)
近視の進行を恐れて眼鏡をかけないのは逆効果。必要に応じてかけるようにしてください。(看護師)
近視を進行させないためには、長時間テレビや近くを見続けないこと。時々は遠くを見たり、近くを見たりして、ピント調節機能の訓練をすること。また、姿勢に気をつけることも大切です。(産科婦人科看護師)
照明は明るすぎず、暗すぎず目に優しい蛍光灯を使用するなど、生活環境を整えることも必要です。(産科婦人科看護師)
体育の授業や運動をするときなどは、頭部を固定するベルトを使用するとよいと思います。眼鏡をつくるときに相談してみてください。(看護師)

眼鏡は必要に応じてかけたり外したりしても問題ないようです。また、視力を悪化させないためには、普段から目にやさしい環境や生活習慣を心がけていくことも重要といえそうです。


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