体外受精

2016/06/20

体外受精に必要な費用はどれくらい?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事

体外受精に必要な費用はどれくらい?

体外受精とは、子宮内から取り出した卵子を精子と人工的に受精させ、その受精卵を培養した後子宮に戻す方法です。高度な技術が必要ですので、費用が高額になります。

体外受精の費用はどれくらいなのか?

数ある不妊治療の中でも、体外受精の費用は高額です。不妊治療の中には健康保険が適用になるものもありますが、体外受精のプログラムに含まれる薬剤費や処置は、すべて自己診療になります。したがって、1周期あたり40万円から60万円程度必要になる場合が多いです。

体外受精には細かなプロセスがあり、そのプロセスによって費用を支払う場合と一括して支払う場合がありますので、医療機関によって違います。費用について納得したうえで、治療を行うことが必要です。

体外受精を行うまでの費用について

体外受精を行う人は、タイミング法や人工授精を行っても妊娠しなかったり、女性の年齢が高く卵子が老化している、卵管の癒着や詰まりによって閉塞している人に行います。そのほかにも、男性不妊で精子に原因がある場合や、子宮内膜症にかかっている場合に行います。そのため、体外受精に至るまではその不妊原因を調べることが一般的です。

検査やそれに伴う排卵を誘発する注射などは、使用する薬剤の種類などにより個人差がありますが数万円から十数万円ほどかかり、治療を始めるにもそれだけのコストがかかります。

体外受精のプロセスと繰り返し行う費用について

体外受精は、まず母体から卵子を採卵して培養します。そのため、その料金として1回あたり30万円程度かかることが多いです。そして、卵子の凍結に5万円程度、移植代に10万円程度かかることがあります。卵子が複数回取れた場合、1回目に採卵した卵子を凍結しておき次回以降に使うこともあります。それができれば、次の治療代は15万円程度に抑えられることもあります。一般的に体外受精で妊娠する確率が約30パーセント、妊娠継続する確率が約20パーセントくらいですので、100万円以上払う人も少なくありません。

体外受精については、その治療方法や料金体系が、医療機関によってかなり違ってきます。設備の整っている不妊治療専門クリニックでは、成功する確率が高いのですが、料金が1周期あたり100万円程度と高額になる場合もあります。料金体系や成功率については、納得してから行う必要があります。

まずは治療方針を立てて、どのくらいのコストで行うのかしっかり話し合いましょう。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加