顕微授精

顕微授精を行う前に!知っておくべき身体へのリスク

顕微授精とは、体外受精とプロセスはほぼ同じですが、顕微鏡で見ながら卵子の中に直接精子を注入して受精させるという方法をとります。そのため、自然受精が困難な人でも妊娠が望めますが、リスクについても知っておくことが必要です。

顕微授精と体外受精の違いについて

顕微授精は、精子と卵子を体外で受精させた後、子宮へ戻すという体外受精と同じプロセスを取ります。しかし、体外受精が自然に受精するのを待つのに対し、顕微授精では顕微鏡を見ながらピペットを使って卵子の中に直接精子を注入するという方法をとります。卵子や精子が弱くても受精することができるという画期的な方法であり、20年くらい前に登場した新しい不妊治療の方法ですので、そのリスクについてはまだはっきりと解明されていないこともあります。

顕微授精だからこそ考えられるリスクはあるのか

顕微授精は、精子と卵子を人工的に受精させる方法ですので、ママや赤ちゃんに対するリスクが気になります。顕微授精でも体外受精と同じく、排卵誘発剤を使用して排卵させることになります。そのため、排卵誘発剤の使用に対する副作用で卵巣が腫れるリスクがあります。しかし、現在では医療技術も進歩していますのでそれほどの心配はありません。体外で受精させてから子宮に戻すという工程は、身体に負担をかけますので、体外受精と同じく何回も行う際は注意が必要です。

顕微授精による赤ちゃんへのリスクは、新しい治療法だけにまだわからないことも多いです。しかし、顕微授精は人の手を使って受精させることから、いくつかの懸念事項があります。精子を選びだして卵子と受精させるため、染色体異常の精子を受精させてしまうリスクがあります。次に、顕微授精はガラス管を差し込んで精子を注入しますので、卵子の細胞が破壊されることが懸念されます。しかし、具体的にどのような悪影響を及ぼすかはまだ分かっていない部分も多いです。染色体異常ではダウン症の発生が考えられますが、母体の年齢により卵子の状態に差もありますので、顕微授精がその原因とは一概にはいえません。

顕微授精のリスクを軽減させる方法はあるのか

顕微授精でリスクを軽減させるには、選ばれた卵子と精子が元気であることが必要です。そのため、普段から規則正しい生活や食生活を行い、精子と卵子の質を上げておきます。そして、治療方針や技術レベルにおいて納得のいく医療機関を選びましょう。


2016/06/20

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