発達・発育・遺伝

2016/06/30

6歳の子どもの目の動きが変?斜視の可能性が?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

6歳の子どもの目の動きが変?斜視の可能性が?

小さい子どもはまだ上手く物事が説明できないため、何か身体に異変があってもママも気づきにくいこともあります。ある日、子どもの目の動きがおかしいと気づいたママですが、看護師さんたちのアドバイスとは。

ママからの相談:「目の動きが気になるが、様子見で大丈夫?」

6歳の子どもが、万華鏡を右のこめかみ辺りに当てて両目を右に寄せて見ていたので「こうやって覗くのよ」と右目に真っ直ぐ当てると、全く見えないとのこと。入学前健診でも視力は問題なかったのですが、筒を覗く時に目の動きがおかしいので眼科を受診したところ、特に大きな問題はなく8~10歳頃まで経過観察となりました。視力矯正をするなら6歳頃がよいと聞きますが、このまま様子見でよいのでしょうか。(40代・女性)

斜視が原因で弱視になることも

質問の内容からすると斜視の可能性があり、その場合視力にも影響して弱視になってしまうこともあるようです。主治医が経過観察というならその指示に従って大丈夫という意見もある反面、心配ならセカンドオピニオンを検討するのも1つだと看護師さんはアドバイスしています。

近視か乱視か分かりませんが、目の動きがおかしく視線が合わない場合は斜視の可能性もあります。乱視はピント調節を行う水晶体や結膜に歪みが生じぼやけて見え、斜視は正面を見ているのに片方の目は違う方向を見ている状態です。 (産科看護師)
斜視は物を見る時に片方の目は正面を向いていて、もう片方は別の方を向いている状態です。目が内側を向いていると内斜視、外側に向いている場合を外斜視といいますが、正面の物を横から見るしぐさなどはありませんか?その他にも交代性斜視や調節性内斜視などがあり、斜視にも分類があります。 (看護師)
斜視の原因は目を動かす筋肉や神経や脳の病気などがあります。矯正眼鏡をかけたり症状がひどいと手術が行われますが、現段階ではその必要はないようです。大きな問題がなく経過観察でよいといわれたなら、主治医の指示のもと目の運動などを行うとよいでしょう。(産科看護師)
斜視は赤ちゃん期からみられる場合や成長してから起こる場合があり、視力の発達に影響して弱視になることがあります。弱視とは、視力を矯正しても視力が上がらない状態のことです。心配ならセカンドオピニオンを受けてもよいですし、斜視と診断された時は専門医を紹介してもらいましょう。(看護師)

目のためには外遊びが有効

目の負担を少なくするためゲームやテレビは制限時間を設け、また目のピント調節機能を高めるには外遊びがよいとのことです。

本やテレビを見る時は姿勢を正し、少し距離を置いて観るようにしてください。テレビやゲームなどの使用は2時間以内に抑え、できればブルーライトを遮断するフィルムを画面に貼るとよいでしょう。(産科看護師)
時々遠くを見たり近くを見たりすると、ピント調節機能の訓練になります。小さい子どもは、外で遊ぶことで自然に遠くを見たり近くを見たりできるので、たくさん外で遊ばせてください。(産科看護師)

もしかすると斜視の可能性もあるので、心配なら別の病院で再度診てもらうのもよいでしょう。日常生活では長時間のゲームやテレビは避け、できるだけ外遊びをするのが目のためにはよいとのことです。


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