視力

8歳の子の仮性近視。このまま近視になるのを防ぐには?

本来の近視とは違い、ピント調節機能の低下により一時的に視力が落ちてしてしまう仮性近視。子どもが仮性近視と診断された場合、そのまま近視になってしまうのかとの相談に対し、看護師さんたちの回答とは。

ママからの相談:「仮性近視から近視になる?家でできる対策は?」

8歳の子どもが、学校の視力検査で要受診と判定され眼科を受診したところ「仮性近視」と診断されました。当分は点眼薬で様子を見ることになりましたが、このまま近視に進行しないか心配です。仮性近視から近視になってしまうケースはどの程度の割合なのか、また点眼薬の使用の他に、生活改善や目の訓練など仮性近視を改善するよい方法があれば教えてください。(30代・女性)

生活環境の改善で近視を予防できる場合もある

必ず進行を防げるとは限りませんが、近視を予防する方法はいくつかあるようです。仮性近視と診断されたまま何もせずにいると、多くの場合は近視になってしまいます。

仮性近視は字の通り仮・偽りの近視で、目の調節機能による一時的な近視と考えられています。仮性近視から真性近視に移行する確率についてはっきりしたデータはないようですが、生活環境を見直さなければ多くの人が近視になると考えてください。(産科看護師)
仮性近視が近視になる割合は、治療を受けるかどうかや日常生活の過ごし方で大きく変化します。確実に予防できるわけではないですが、仮性近視を近視にさせないための方法はいくつかあるようです。(看護師)

日常生活での注意点は?

実際に日常生活を送る上で、目に負担をかけないためにはどうすればよいのでしょうか。看護師さんからの次のアドバイスを、ぜひ参考にしてみてください。

テレビを見ている時も、時々遠くと近くを交互に見て目のピント調節機能の訓練を行ってください。目をギュッと閉じてパッと見開くを繰り返すのもよいですし、外遊びは自然に遠くや近くを見る機会が増えるので目の運動になります。(産科看護師)
長時間一点を凝視すると目のレンズのピント調節を行う筋が強張るので、近くを見て遠くを見るを繰り返すようにすると、筋を伸ばしたり縮めたりできてストレッチと同じ効果があります。(看護師)
真性近視を予防するためには本を読む時は30cmくらい離して、テレビを見る時も正しい姿勢を心がけてください。テレビやパソコンの視聴は短時間、子どもは2時間以内がよいようです。(産科看護師)
部屋は明るすぎず暗すぎず、適度な照明にしてください。オレンジ色の光は目に優しいといわれていますが、最近は目に優しい蛍光灯もあるので色にこだわる必要はないでしょう。テレビや携帯などの画面にはブルーライトを遮断するフィルムを貼るなどし、夜更かしや寝る前のテレビの視聴は控え、規則的な生活で睡眠を十分とりましょう。(産科看護師)
8歳なので、まだまだこれから日常生活の基本が身についてくる時期だと思います。本を読む時は姿勢を正して文字から目を離して読む、テレビや本を見る時は部屋を明るくする、パソコンなどを長時間凝視しないなど目にとってストレスのない生活を送ることが重要です。 (看護師)

仮性近視と近視は全く別のものですが、生活環境を改善せずにいると近視へ移行する可能性は高くなります。看護師さんからのアドバイスを参考に、目に優しい生活を心がけてください。


2016/06/30

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)