蒙古班

赤ちゃんの足に蒙古斑…レーザー治療した方がいい?

赤ちゃんのお尻にある青いアザ。その多くは成長ととも消えていくものですが、お尻以外にあると消えにくいともいわれます。今回はレーザー治療でアザを消すべきか悩むママからの質問です。看護師さんたちからどんなアドバイスが寄せられたでしょうか?

ママからの相談:「赤ちゃんのアザ、レーザー治療しても大丈夫?」

生後3か月の赤ちゃんの蒙古斑がお尻ではなく、足首に広がっています。お尻以外のアザは消えないと聞きました。調べてみると、2歳までにレーザーを投射すると薄くなって消えるそうです。今はまだ当てるには幼過ぎるようですが、消えるならば試してみたいです。レーザー脱毛のような痛みなどあるのでしょうか?(30代・女性)

アザには2種類ある。なかには思春期まで残るものも。

ひとくちに蒙古斑といっても、お尻にできる消えやすいアザと、それ以外のところにできる消えにくいアザとの2種類があるようです。

蒙古斑はお母さんの中で赤ちゃんの色素細胞が表皮に向かっていく際、真皮にとどまったものです。お尻に出るものを蒙古斑、それ以外にできるものを異所性蒙古斑といい、黄色人種の90%にみられます。(緩和医療科看護師)
蒙古斑は早くて3歳、遅くても7~8歳には自然に消えるか薄くなりますが、異所性蒙古斑は消えるのが遅く、小学校高学年から中学生まで残る可能性があります。(緩和医療科看護師)
一般的に蒙古斑は腰を中心にお尻の部分にでき、成長とともに10歳くらいまでには完全に自然消滅します。まれに顔や上半身、手足にできるものがあり、これを異所性蒙古斑といいます。消えないのではなく、消えにくいのが特徴です。(産科・婦人科看護師)

痛みを伴うレーザー治療。経過を見ながら医師と相談を。

消えにくいアザは早い段階で治療する方がよいものの、やはり痛みは伴います。アザによってレーザーの種類も異なるため、医師と相談して経過を見た方がよい、との意見があがりました。

お尻以外にできる異所蒙古斑には個人差があり、4歳くらいや学童期までに消えたり薄くなったりします。レーザー治療はアザによって使用する種類も異なり、やはり痛みを伴うようです。幼少期の方が皮膚が薄く、治療効果が高いため、早くから治療した方がいいですが、何歳からかは経過次第です。(産科・婦人科看護師)
蒙古斑に比べ、色が濃く、硬い感じがある青色母斑は自然に消えることはなく、切除・レーザー治療が必要になってきます。まずは蒙古斑か青色母斑か病院で診断してもらい、治療の必要性があるか相談してみてはどうでしょう。(緩和医療科看護師)
乳幼児期はまだ皮膚も薄いため、青色母斑のレーザー治療は高い効果がありますが、多少の痛みがあるので、治療を行う前は痛み止めのテープを治療部位に当て、痛みを緩和させたり、痛み止めの注射をします。(緩和医療科看護師)
お子さんはまだ3ヶ月ですから、経過をみながら主治医と相談し、時期を検討してください。薄くなるなら治療の必要はないでしょう。(産科・婦人科看護師)

レーザー治療は早いうちがよいとはいえ、やはり痛みは伴うようです。成長とともに自然と薄くなっていくのなら、それにこしたことはありません。成長の過程を観察して治療が必要かどうかを専門家と相談するのがよいようですね。


2014/12/26

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