生理不順

2015/01/02

豆乳を飲み始めたら生理不順になってしまった

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

豆乳を飲み始めたら生理不順になってしまった

健康に気を遣う女性の間で、豆乳はもはや定番食品になりつつあります。一方で、豆乳を飲み始めてから生理が乱れてしまったという悩みを持つ相談者さんに、看護師さん達はどのようにアドバイをしているのでしょうか。

45歳女性からの相談:「豆乳で生理不順。生理前の不快感も」

豆乳は女性ホルモンにいいと聞き、毎日飲むようにしていたところ、定期的にきていた生理のサイクルが早くなってしまいました。また生理前の不快症状がひどくなったようで困っています。特に横腹がズーンとした痛みが続き、腿も痛いです。豆乳を飲み始めて肌あれがなくなったのでできれば続けたいですが、やめた方がいいでしょうか? (45歳・女性)

身体にいいものはバランスよく、摂り過ぎは禁物

豆乳を飲むことで得られる利点はもちろんありますが、飲みすぎは女性ホルモンの乱れの原因となるようです。摂り過ぎてしまった場合のリスクを知ること、他の食品も併せてバランスの良い食事を心がけることが大切です。

豆乳は更年期の症状を軽くしたり、高血圧や骨粗しょう症を予防して大豆製品をとるより吸収率が高く、腸内環境を整えるので美肌にもよいと推奨されています。しかし飲みすぎると、豆乳に含まれるイソフラボンが女性ホルモンと似た役割をするため、ホルモンのバランスを崩して生理不順や不正出血をおこしたり、甲状腺機能障害や乳がんのリスクもあります。(産科・婦人科看護師)
個人差はありますが、1日の摂取量は200~400mlと言われています。続けて飲むなら1日の量を減らしてはいかがでしょうか?摂りすぎは逆に悪影響です。豆乳だけでなく、果物や野菜、肉より魚、蛋白質、カルシウム、ミネラルなどなんでも適量に、バランスのとれた食事が一番いいと思います。睡眠を充分にとって疲れを残さない、趣味や運動などで気分転換をしてストレスをためないなど、生活習慣も整えるようにしてください。(消化器科看護師)

適量なら問題なし。その適量とはどのくらい?

摂り過ぎた場合、身体の中ではどのような作用が起きているのでしょうか。そして摂り過ぎにならないようにする為には、一体どのくらいの量を目安に考えておけばいいのでしょうか。看護師さん達が詳しく回答しています。

豆乳や豆腐に含まれるイソフラボンは、摂りすぎると月経周期が乱れるといわれています。月経がある女性の場合、卵巣からも女性ホルモンが分泌されています。女性ホルモンよりも作用の弱いイソフラボンが競合することで、逆の作用を起こすことが原因といわれています。そのため、イソフラボンの摂りすぎには気を付ける必要があります。逆に言えば、適正量を守れば、問題はありません。(産科・婦人科看護師)
大豆は味噌や醤油にも含まれていますので、口にする機会は必然的に多くなってしまいがちです。イソフラボンの適正量については、国によって違いますが、日本では70~75㎎が上限とされています。豆乳100gに含まれるイソフラボンは、24.8㎎です。コップ1杯程度の200 mlで、1日の量の半分以上を摂取できます。(一般内科看護師)

せっかく身体にいいからと始めたことでも、適量を超えた摂取で身体に悪影響を与えてしまっては勿体無いですよね。生理不順や生理前の不快感を解消していくためにも、他の食品も一緒にバランスよく摂り、生活習慣を見直すことから始めていきましょう。


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