痒み

保湿しても治まらないかゆみに困っています。

秋から冬にかけて、寒く乾燥する季節に現れるトラブルの一つが肌のかゆみです。かゆみの原因は乾燥や刺激など様々。保湿しても改善しない肌のかゆみに悩む女性に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

相談:「腹巻などの締め付け跡がかゆく、保湿しても治りません。かゆみを抑える専用のクリームを使っても良いのでしょうか?」

10月頃からおなか周りや腰、胸のあたりにかゆみが出ています。お腹が冷えないように着けている、下着や腹帯を取った後にできる締め付け跡がとくにかゆくなります。乾燥しているのかと思い保湿力の高いクリームを塗ったりしますが、あまり良くなりません。かゆみを抑える専用クリームなどを塗ってもいいのでしょうか。皮膚を軽く麻痺させてかゆみを抑える成分が入っているようで、知識のないまま使うのは心配です。(30代、女性)

下着などの刺激を抑える工夫をしてみて

下着や腹巻の刺激がかゆみの原因だった場合、通気を良くする、肌への摩擦を抑えるなどの工夫で、かゆみを軽減することができると教えてくれました。

保湿してもかゆみが治まらなければ、乾燥ではなく下着や腹巻のゴムの刺激が原因でしょう。腹巻などで保温して身体が温まることで、かゆみが増強していると考えられます。あまり締めつけない少しゆとりのあるものを使い、時々はずして通気を良くし、お風呂上りや汗をかいた後は、乾燥させてから着用するといいでしょう。(看護師)
下着や腹帯は常に一定の部位を圧迫するので摩擦が起き、締め付け跡からかゆみが生じてしまいます。巻く力加減を調整できる腹帯であれば、少し緩めに巻くなどして摩擦を弱めるだけでもかゆみの出方が変わってきます。(看護師)
入浴で身体が温まると血行が促進されかゆみも増強しますが、かゆい部分をタオルで強く洗わないようにしてください。長時間圧迫されていることで皮膚も弱くなっています。強い刺激で皮膚を傷つけると、乾燥もひどくなり、かゆさも日を追うごとに強くなってしまいます。締め付け跡の強い部分は優しく洗うようにしてください。(看護師)

かゆみが改善されない場合は皮膚科の受診を。

下着などの肌への刺激を抑えてもかゆみが治まらない場合や、湿疹などが出る場合は、皮膚科を受診するようアドバイスがありました。

肌への刺激を抑えてもかゆみが改善しない場合は、皮膚科を受診してください。ステロイド系の軟膏を処方されますが、主治医の指示通り使用すれば妊娠中でも問題ありません。(看護師)
湿疹等は出てきていませんか。湿疹、みみず腫れがみられる場合、また、そうでない場合でも今後悪化していく前に早めに対処した方が治りも早いので、皮膚科の受診をおすすめします。市販の薬は種類も多く、どれを選べばよいか分かりにくいので、薬剤師さんへ相談してから購入を検討してください。(看護師)

下着などの刺激がかゆみの原因だった場合、摩擦を少なくするなどの工夫で改善が期待できます。湿疹が出たり、かゆみがひどくなった場合は、皮膚科の受診をご検討ください。


2015/01/04

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