恥骨痛

2015/01/09

妊娠後期、辛い腰痛と恥骨痛の改善法を教えてください。

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠後期、辛い腰痛と恥骨痛の改善法を教えてください。

妊娠後期に入るとママのおなかは急激に大きくなります。おなかの成長に伴って妊娠後期に多く出てくるトラブルが、腰痛などの身体の痛みです。眠りを妨げられてしまうほどの辛い腰痛と恥骨痛に悩むママに、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「睡眠中、目が覚めてしまうほどひどい腰痛と恥骨痛に困っています。改善方法を教えてください。」

現在妊娠37週目です。35週目頃からおなかがどんどん大きくなり、元々ひどかった腰痛がさらにひどくなり、さらに最近恥骨痛も出て困っています。安産のために毎日歩くように言われているので、たまに軽いウォーキングをするのですが、歩いた後は筋肉痛のような痛みが恥骨に残ることがあります。この腰痛と恥骨痛のために、夜寝ていても寝返りの痛さで起きてしまうこともあります。なにか改善する方法はないでしょうか。(30代、女性)

腰痛などの原因は、ホルモンや姿勢の悪さです。

妊娠中に分泌されるリラキシンというホルモンの影響や、姿勢の悪さ、赤ちゃんの重みなどが腰痛や恥骨痛の原因になると教えてくれました。

妊婦さんに腰痛が多いように、恥骨痛も同じように出現します。妊婦さんの腰痛は、リラキシンというホルモンの影響や、姿勢の悪さから起こると言われています。リラキシンは赤ちゃんが生まれてくるために骨盤を緩めるホルモンです。骨盤がゆるくなり、関節がg不安定になることで腰痛などの不快症状が出ると言われます。(産科・婦人科看護師)
骨盤が徐々に開き、それと同時に恥骨も広がる状態で赤ちゃんが重みで下へさがるため、恥骨にも負荷がかかってきています。ウォーキングで更に骨盤周りも鍛えられるので、恥骨痛が生じる状況と考えられます。(看護師)

無理のない範囲で運動を続け、コルセットなどを利用しましょう。

安産のためにも運動は無理のない範囲で続けましょう。他にも、正しい姿勢を心がける、コルセットなどを利用する、クッションなどで寝る姿勢を調整するなどの方法についてアドバイスがありました。

安産に備えるためにも、普段の家事や軽い運動は、体調がよければ毎日続けるようにしましょう。座るときも歩くときも、なるべく背中がまっすぐになるよう、正しい姿勢を心がけてください。なるべく身体、特に腰回りを冷やさないようにし、寝る時はクッションなどを使って楽な姿勢をとるようにしましょう。(産科・婦人科看護師)
痛みがひどいようでしたら、骨盤帯や妊婦専用のコルセットを利用しても良いでしょう。ただし、湿布の使用に関しては妊婦は使用できないものがあるので、事前に主治医に相談してください。(産科・婦人科看護師)
歩いている最中に強い痛みを我慢したり、痛くて動けない場合に無理をしてウォーキングを行うと母体に負担がかかります。その際には家で、スクワットや雑巾がけなど無理のない範囲で軽く行うなどしてはいかがでしょうか。痛みに関しては、骨盤ベルトで骨盤を支えることで、腰や恥骨への負担が少なくなります。寝るときに、足の間に柔らかいクッションを挟むと寝返りの痛みが軽減します。(看護師)

妊娠中はホルモンの影響で痛みが出やすくなりますが、正しい姿勢を心がけ、コルセットなどを利用することで軽減できるようです。運動は無理のない範囲で続けましょう。


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