不妊治療

2016/06/28

フーナーテスト(ヒューナーテスト)って何?検査方法や検査結果について

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フーナーテスト(ヒューナーテスト)って何?検査方法や検査結果について

フーナーテストは、性交後の子宮頚管の粘液内にある精子の状態を調べたものです。そこに含まれている精子の数や運動状態などを検査することで、女性の子宮頚管粘液と精子のかかわりを調べる検査であり、不妊治療においてよく行われています。

フーナーテストって何?どのようなことを調べるの?

フーナーテスト、別名ヒューナーテストとは、精子の運動状態や、女性の子宮頚管粘液と精子の相性に問題ないかを調べる検査です。特に、精子の運動量や運動率を調べられる検査のため、タイミング法や人工授精などの治療の中でどちらを選ぶのかという意味でも重要です。この検査を受けるのは女性であり、性交後に子宮頚管の粘液内による精子の状態を確認します。子宮頚管粘液については専用の器具で採取しますが、注射器のようなものであり、ほとんど痛みはありません。

精子の数が正常か、元気に動いているかがわかる検査です。

フーナーテストを検査するにはどのようにしたらよいの?

フーナーテストは婦人科や不妊治療専門クリニックなどで行います。排卵日ころに性交渉をして当日ないし翌日に子宮頚管の粘膜を採取します。特に、子宮頚管粘液の粘度は検査結果に大きく影響しますので、一番子宮頚管粘液がサラサラになっている排卵日ごろに行います。

検査のためには、その周期で子宮頚管粘液を性交後6から12時間以内に採取する必要があります。朝に性交をして午後に検査を受けます。前日の夜に性交をした場合は翌日の午前中に受診します。性交渉をして検査を受けるため、タイミングをとるのがむつかしいですが、1日以内の精子だったら採取可能という医療機関も多いです。

フーナーテストでどのようなことがわかるの?検査結果は??

フーナーテストでは、採取した子宮粘膜から400倍に拡大して見える範囲内で、運動している精子の数を調べます。15個以上の精子が運動していれば妊娠率が高く、4個以下ですと妊娠の可能性は低いといったようにランク付けされています。精子の状態は体調に変動されやすいため、1回の測定で決めるのではなく、何度か検査を繰り返します。結果がよくない場合は、男性側の精子の問題か、女性の体内に抗精子抗体という精子を攻撃してしまう物質があるのかのどちらかです。精液検査などを行って、原因を特定してから治療することになります。男性不妊の多くは精子に問題があるケースが多いので、フーナーテストは積極的に受けたほうがよいでしょう。


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