不妊治療とお金

2016/06/28

不妊治療費は保険適応されるの?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事

不妊治療費は保険適応されるの?

不妊治療費には保険適用されるもの、されないものがあります。不妊治療費は思ったよりも高額になることもあります。そのため、できるだけ保険適用を利用したいものです。不妊治療の計画を立てるためにも、不妊治療費の相場や保険適用の有無を知っておきましょう。

健康保険が使える検査

ここでは不妊治療費に健康保険が使える検査や治療と、保険を使った場合の平均的な料金を紹介します。まず問診や指導など医師によって妊娠のための指導などが行われますが、これは保険適用で約1000円~3000円。

基礎検査として超音波検査があります。子宮や卵巣にトラブルがないか、卵胞の大きさなどを超音波で検査します。保険適用で約1000円~3000円。また血中ホルモン値測定検査は排卵前と後、生理中の3回の検査が必要となります。採血1回が保険適用で約1000~3000円です。

精液から精子の数を性交後の子宮から検査をするフーナーテストは保険適用で約1000円~2000円。クラミジア検査は卵管閉塞の原因となるので検査は必ず行われます。保険適用で約1000円となりますが、適用外の場合もあります。その場合は5000円程度です。

精液中の精子の数を調べる精液検査が保険適用で約1000円~3000円。子宮卵管造形検査はレントゲン検査ですが、保険適用で約1000円~3000円。子宮鏡検査は超音波検査で異常があったときに行われるもので、筋腫などを確認する検査で保険適用で約4000円となります。

健康保険の使える不妊治療費

健康保険が使える不妊治療費もあります。まずタイミング療法ですが、これは基礎体温や超音波検査などによって排卵日を正しく予想し性交のタイミングの指導をしてもらうという治療です。これは保険適用で約2000円~3000円となります。

他にも人工授精治療に関する診察や検査、注射や薬なども保険適用されます。1回の診察では保険適用で約2000円~3000円です。また排卵誘発剤もタイミング療法や人工授精で使われるものですので、保険適用で費用は1カ月約3000円。

ステージによる注射での接種は保険適用で1回5000円~1万3000円と幅も広くなります。しかし体外受精での排卵誘発剤は保険適用となりません。また漢方薬の場合は保険適用で約1000円からとなりますが物によっては適用されないものもあり、3万円程度になることもあるようです。

健康保険が使えない不妊検査、治療費

健康保険が使えない検査や治療のご紹介です。検査では抗精子抗体検査というものです。抗精子抗体が女性側にあるかを調べる検査です。費用は約5000円~1万円となります。他にも内視鏡によって女性の子宮の様子を調べるための腹腔鏡検査は2日程度の入院が必要となり、費用は2日程度で約10万円とも言われています。

治療としては人工授精で費用は1回が約1万円~3万円。体外受精になると費用は1回約20万円~80万円。顕微授精は体外受精の費用に約5万円~10万円が加算されます。手術では卵巣の切開手術は1回約20万円~50万円。卵管鏡下卵管形成術の場合は約10万円とのこと。これらの保険適用の有無を理解した上で不妊治療の計画を立てましょう。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加