体重管理

2015/01/12

妊娠中の体重増加と、産後のダイエットについて教えて

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠中の体重増加と、産後のダイエットについて教えて

妊娠すると体重の増加に伴っておなか周りを中心に脂肪がつきます。産後のママにとって、いかに妊娠前の体重、体型に戻すかは大きな関心事のひとつです。産後のダイエットについて悩むママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「妊娠前の体重増加と、母乳に影響の出ない産後ダイエットについて教えてください。」

現在妊娠9カ月で、妊娠前から体重が10kg増えました。妊娠前と比べて10kg増加くらいが望ましいと聞きますが、私は元が標準体型のため少し増えすぎな気がしています。9カ月を過ぎ体重が増えやすくなってきたので、恐らく出産までにはもっと増えると思います。また、産後に体型が戻らないと良く聞きますが、授乳期でも体重のコントロールはした方が良いのでしょうか?母乳に影響がない方法で、体型を戻すやり方があれば教えてください。(30代、女性)

体重増加の目安は7kg~12kg。軽い運動で身体を動かしましょう。

妊娠中の体重増加は7kg~12kgが目安です。おなかの張りなどの問題がなければ軽い運動をして体重をコントロールするよう教えてくれました。

妊娠中期から末期の1週間あたりの体重増加量は、0.2kg~0.5kgが望ましいと言われています。妊娠前の体重と比べて全体で7kg~12kgくらいプラスが目安です。おなかが張るなどの問題がなければ、軽い運動や家事で身体を動かし、お産に備えて体力をつけることも大切です。たくさん食べたくなったら、ローカロリーのものを摂取するなどの工夫をすると良いでしょう。(産科・婦人科看護師)
36週後半頃になれば自宅や産院の近くのウォーキングや、スクワットなど出産のためにも下半身を鍛える運動をどんどん取り入れていくと良いでしょう。また股関節を軟らかくするためにも、足裏を合わせてひざに手をつき、床へグーッと押していくストレッチや、腹式呼吸などの呼吸法の練習を始めましょう。(産科・婦人科看護師)

授乳が一番のダイエットです。

産後ダイエットには授乳が一番。母乳の出に影響するので食事制限は控えましょう。家事や子供の世話などで自然と体重は減りますので、産後1年を目安に少しずつ体重を戻すとよいようです。

母乳が豊富に出るようになる産後3カ月から急激に体重が減ります。また、お子さんのお世話と家事などで、妊娠前よりも体重が減った方もいますので、あまり心配する必要はありません。元に戻りにくいというのは、体重より体型です。おなか周りについた脂肪が元に戻らないと言われる方が多いのです。おなか周りが気になる場合、産後用のホック式のガードルを利用しても良いでしょう。(産科・婦人科看護師)
産後は育児だけでも大変です、産後の1カ月健診まではゆっくり過ごしてください。体重や体型は1年がかりで徐々に戻すイメージです。身体の状態が整ってきたら家事からはじめ、散歩や家でのストレッチなど運動量を増やしていくと良いでしょう。食事の栄養が偏ると母乳の出方に関わるので、基本的には妊娠期同様、和食中心の生活が身体に優しいでしょう。(産科・婦人科看護師)

出産前は軽い運動で体重をコントロールしましょう。産後はきちんと食べて、しっかりと母乳を与えることが一番のダイエットとなります。焦らず、1年ほど時間をかけてゆっくりと体重を戻していくことが大切です。


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