とびひ

2016/07/09

とびひの治し方…絆創膏は貼らないほうがよい?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

とびひの治し方…絆創膏は貼らないほうがよい?

かゆいと掻きむしってしまうのが子ども。患部に絆創膏などを貼って防ぐ方法もありますが、傷口がジュクジュクしている時は何もしないほうがよいのか迷っている相談者のママに、専門家達がアドバイスしています。

ママからの相談:「傷口を掻かないようカバーしても大丈夫?」

12歳の息子が虫に刺された後にひどくかいてしまい、とびひになることがあります。酷くならないように塗り薬などで様子を見ていますが、傷口は乾燥するように何も貼らず空気にあてた方がよいでしょうか。または絆創膏やガーゼなどでカバーしてもよいのですか。絆創膏などを貼っておくと、中がジュクジュクしてよくない気がするのですが、息子がかきむしる心配は減るので悩んでいます。(41歳・女性)

とびひができたら

とびひを悪化させないためには、掻かないことが一番です。手から傷口に細菌が入る可能性があるため、手や爪は常に清潔にしておきましょう。

とびひは掻き壊すことによりさらに悪化します。とびひの水疱部やジュクジュクした箇所には細菌が増殖しています。傷口を手で触って別の部位に感染させないようにすることが大切です。絆創膏は通気性が悪く細菌増殖の原因になります。(一般内科看護師)
とびひが治るまでは湯船につかるのは避け、シャワーで皮膚の清潔を保つようにします。そのほかお子さんが再度掻き壊さないように、爪を短く切っておくようにします。帰宅したら手洗いをするなど手を清潔にしておくことも重要です。(一般内科看護師)

ガーゼや絆創膏の使い方

傷口にガーゼなどを貼る場合は、通気性がよくなるよう工夫したり、専用の傷口シートを使ってください。

蚊など虫に刺された場合、まずは流水で洗い流し、その後よく拭いてからかゆみ止めを塗ってください。お子さんが掻きむしるようでしたらガーゼや絆創膏でカバーしてよいですが、乾燥させたいのならガーゼでゆるめにカバーしてください。ガーゼをテープで固定する時に十字や三の字に貼るのではなく、ガーゼの端を四角形に固定すると、中央の傷の部分は通気がよくなります。(産科・婦人科看護師)
掻いて浸出液が出た場合、他の皮膚に浸出液が付着してとびひを起こす場合もありますので、浸出液がでた時はガーゼなどでカバーした方がよいでしょう。最近は浸出液を吸収してくれるドレッシング剤(傷口シート)があります。頻回に張り替えず、シートが汚れたときや、剥がれてしまったときだけ貼るもので、擦り傷などの怪我にも対応できます。(産科・婦人科看護師)

傷口のジュクジュクしたとびひは、他の部位に感染させてしまう可能性もあるため、肌や手は清潔を保つようにしましょう。患部には専用の傷口シートや、通気性のよいガーゼで保護し、悪化させないことが大事です。


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