子供の食事

子供が牛乳を飲むとお腹を壊します

牛乳には豊富なカルシウムやたんぱく質が含まれているため、特に成長期の子供に飲ませたいと考えるママも多いでしょう。ところが、給食などで牛乳を飲むとお腹を壊してしまう子供に悩むママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「9歳の子供が牛乳でおなかをこわします、飲ませないほうが良いのでしょうか?」

9歳になる子供についてです。以前から症状は出ていたのですが、小学校で牛乳を頻繁に飲むようになってから、おなかをこわしたり便が柔らかくなるという症状が頻繁に出るようになりました。アレルギーではないようですが、このような症状が出る場合は牛乳を飲むのは控えた方が良いのでしょうか?(50代、女性)

乳糖不耐症と考えられますが、医師の診断を受けてください。

症状などからは乳糖不耐症と考えられますが、別の食品アレルギーや病気の可能性もあるため、医師の診断を受けるよう教えてくれました。

お話からは、乳糖不耐症の可能性が考えられます。乳糖不耐症は、腸に乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)が少ないため消化されず、その結果おなかをゆるくしてしまいます。お子様が牛乳嫌いになってしまいますので、無理に飲ませようとしないでください。また、念のため医師の診断を受けて、その結果を学校の担任の先生に伝えておいたほうが良いでしょう。(消化器科看護師)
牛乳での下痢などの症状は、乳糖不耐症の可能性があります。乳糖不耐症に具体的な治療や薬はありませんが、本当に乳糖不耐症であるのか否かというのは、しっかりと確認をすることをおすすめします。別の食品のアレルギーや、下痢を症状とするほかの病気の可能性もあり得るからです。(一般内科看護師)

乳糖分解済み牛乳を飲ませる、加工品を食べるなどの工夫を。

乳糖不耐症が原因である場合、温めた牛乳や乳糖分解済み牛乳を飲む、加工品を食べるなど乳製品を摂取する方法についてアドバイスがありました。

乳糖不耐症の場合、量を減らしてゆっくり飲んだり、温めて飲んでみれば症状が出ないことがあります。また、牛乳をシチューやグラタンなどの料理に入れたり、加工品を食べる分には症状が出ないと考えられます。(消化器科看護師)
本人が牛乳を飲みたがる場合は、市販の乳糖分解済み牛乳という、おなかがごろごろしない牛乳に変えるといいでしょう。下痢をしない腸にするためにはヨーグルト、チーズ、納豆など乳酸菌を多く含む食品やオリゴ糖を含む食品など、腸内の善玉菌を増やす食品を摂るよう心掛けてください。ヨーグルトは発酵により乳糖が少し分解されているので食べても問題のない場合もありますが、摂取する量に気をつけてください。(一般内科看護師)

まずは、乳糖不耐症であるか医師に診断してもらうことが大切です。乳糖不耐症であった場合は、乳糖分解済み牛乳やチーズなどの乳製品を摂ると良いようです。


2015/01/13

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