カフェイン

カフェインが胎児に与える危険性について知りたい!!

妊娠中にカフェインを摂取することによって起こる影響とはどんなものでしょうか。カフェインレスを試してみたものの、やはり本物のコーヒーが飲みたいという相談者さんの疑問に、看護師さん達が回答しています。

27歳妊婦さんの相談:「カフェインを摂取する危険性について」

妊娠前からコーヒーが大好きで一日に4~5杯は飲んでいました。妊婦はカフェインを摂りすぎるといけないと聞き、ノンカフェインやたんぽぽコーヒーなどを試してみましたが、味が好みでなかったり、本当のコーヒーが飲みたくなってしまい、毎日1~2杯は飲んでしまいます。妊婦が一日に摂取してもよいカフェインの量はどれくらいなのでしょうか。また、カフェインが胎児に与える影響とはどのようなものかも教えて頂きたいです。(27歳・女性)

カフェインが母体と胎児に及ぼすいくつかの影響とは

胎児に及ぼす影響と共に、母体への影響についても解説されています。カフェインの摂取は禁止ではありませんが、1日にとる量はごく少量に。ストレスをためない程度に楽しみましょう。

カフェインはカルシウムを尿に排出してしまうため、妊婦さんの場合はカルシウム不足や鉄欠乏性貧血になりやすくなります。胎児にも直接カフェインが送られ、胎児は肝機能が発達していないために、体内に蓄積されてしまいます。カフェインを多くとった母親から生まれた赤ちゃんは、落ち着きがなかったり、興奮しやすいとも言われています。また、胎盤の血流が悪くなり、胎児の発育不全や、流産、死産に至るケースもあります。(産科・婦人科看護師)
一日に摂取してもいいカフェインの量は、100~150mg以下です。全く飲んではいけないわけではありません。商品によっても異なりますが、一日に1~2杯は飲んでもいいとされています。ストレスになるほうがお母さんにも赤ちゃんにもよくありませんから、リラックスして楽しんでください。(精神科看護師)

飲み過ぎると胎児に発育延滞のリスクも

胎盤に行き渡りやすいカフェインは胎児へも直接届くため、摂取量には注意が必要です。コーヒー以外の飲み物にもカフェインが入っていることもあるので、飲む前に成分をよく確かめてみてください。

カフェインは胎盤を通りやすいので、母親と同じ濃度のものが行き渡ります。覚醒・興奮させる作用があり、胎児発育遅延のリスクが高くなります。また、母体に与える影響ですが、カルシウムや鉄分を意識して摂っても、カフェインを摂ることでカルシウムの排泄を促したり、鉄分の吸収を妨げてしまいます。(緩和医療科看護師)
コーヒーなら1日に約1~2杯、煎茶なら約3~4杯、紅茶なら約1~2杯になります。飲み過ぎはもちろんよくないですが、適度であれば大丈夫ですよ。コーラ、ココア、栄養ドリンクにもカフェインは含まれているので、成分内容を確認して購入されることをお勧めします。主治医や助産師にもコーヒー1~2杯程度飲んでいることを伝えておかれた方がいいかと思います。(消化器科看護師)

カフェインの摂取によって考えられる影響は、どれも心に留めておいたほうがよさそうです。1日の摂取量を守って、リラックスできる時間をお過ごしください。


2015/01/13

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