不妊検査

2016/06/29

費用や検査内容は?不妊症検査の流れについて

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費用や検査内容は?不妊症検査の流れについて

女性が30歳を過ぎている場合は、すぐにでも不妊症検査を行うことがおすすめです。どのような検査があり、どのような流れで行うのか。費用はいくらぐらいになるのかなど女性の不妊検査を中心にチェックしてみましょう。

不妊症の検査について

不妊症の原因を調べるには一般不妊検査と特殊不妊症検査の2つがあります。一般検査をしてもまだ原因が特定できないときには、次に進むか医師と患者の話し合いで決めることになります。初診では問診と内診があり、カウンセリングへと進んでいきます。夫婦生活について、避妊をやめた時期、中絶や流産の有無なども問診として聞かれます。
女性だけでなく、夫婦で行うことが理想です。不妊の原因は、はっきりしないものが1~4割と言われています。また機能性不妊は原因不明の人の中でも専門的に特殊不妊検査をし、その原因がわかっている不妊のことを言います。一般不妊検査で原因不明となった場合、それ以上の細かく調べないと原因がわからないこともあります。

月経期

まず初診で問診とカウンセリングのあと、月経期と排卵期、黄体期に分けて調べることになります。まず月経期には下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンのFSH(卵胞刺激ホルモン)・LH(黄体化ホルモン)の数値。卵巣から分泌するホルモンで子宮内膜に関するエストロゲン(卵胞ホルモン)の数値。乳汁分泌を促進するホルモンで、排卵障害を見るためにプロラクチン(催乳ホルモン)の数値。
甲状腺の病気の有無、月経異常が起こっていないかを調べるT3・T4・TSH(甲状腺ホルモン)の数値、排卵障害が見られるときにはテストステロン(必要な場合)の数値、内分泌負荷テスト(必要な場合)などの血液を調べますが、これらは約5分で結果がでます。また月経血培養検査をして結核菌がいないか調べますが、これはあまり行われないようです。

卵胞期と黄体期

卵胞期には超音波で卵胞の発育や子宮内膜の厚さ、子宮筋腫などを見つけることができます。時間は10分程度で、保険適用となります。またホルモン検査(卵胞ホルモン)は卵胞期にエストロゲンの数値を調べますが、所要時間は約5分、保険適用です。
次に頸管から子宮膣へカテーテルを入れレントゲンを撮り、卵管の詰まりや癒着などを調べます。それによって卵管閉塞、癒着、粘膜下子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮奇形などが分かるとのこと。超音波検査は卵胞のサイズと排卵日を予想するもので10分程度、保険適用となります。
またホルモン検査で黄体化ホルモンが分泌されているかを調べます。血液を調べるのに約5分、保険適用です。他にも頸管粘液を調べます。またフーナーテストは性交後に行い、1分程度、保険適用となります。 黄体期には超音波検査をしますが、卵胞の発育や子宮内膜の厚さ、子宮筋腫などを調べます。約10分で保険適用。また黄体ホルモン検査として黄体期中期に血液検査を行い、プロゲステロンの濃度を測定して黄体ホルモンの分泌量を調べます。また子宮内膜組織検査は約5分で保険適用です。


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