アルコール

2015/01/15

妊娠中のアルコール摂取について

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠中のアルコール摂取について

妊娠中は、アルコールの摂取や喫煙など様々な制限が出てきます。お酒が好きなママの場合、お酒を飲んではいけないということがストレスの原因になってしまうことも少なくありません。アルコールの摂取について悩むママに、看護師さんや薬剤師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「妊娠中は一切アルコールを摂ってはいけないの?」

現在妊娠6カ月です。妊娠が発覚してから、赤ちゃんのことを考えると絶対に飲んではだめだとアルコールを控えていましたが、最近ビールが飲みたくて我慢できない日があります。だめだと思ってもストレスが勝り、我慢できそうにありません。友人が通っている産科の先生は少量なら大丈夫だと言っており、本を見てもグラス1杯程度なら良いと書いてあるものもありますが、妊娠中はアルコールを一切摂ってはいけないものでしょうか。(20代、女性)

妊娠中のアルコール摂取は、胎児性アルコール症候群の原因に。

妊娠中にアルコールを摂取すると、形態異常や脳性小児まひ、てんかんなど様々な障害を引き起こす胎児性アルコール症候群の原因になると教えてくれました。

妊娠中のアルコールがいけない理由は、胎児性アルコール症候群を懸念しているためです。胎児性アルコール症候群の症状には、形態異常など外見的に明らかなものや、脳性小児まひ、てんかん、学習障害、重度の行動障害が見られることがあります。アルコールの摂取量ですが、その人の食生活や体調、体格、人種などによって異なるため、飲んでも大丈夫な量ははっきりしていませんが、少量の摂取のみで影響が現れた例もあるようです。(助産師、産科・婦人科看護師)
妊婦のアルコール摂取は微量でもおすすめできません。少しならと思っても、赤ちゃんには相当な量になります。ママが飲むことで、赤ちゃんも飲酒しているとお考えください。身体の機能が未熟な時期に飲酒すると、身体的に障害を起こし、発達途上にある脳は悪影響を受けやすくなります。(産科・婦人科看護師)
アルコールの影響は個人差がありますので、全く影響のない方もいれば、グラス1杯程度でも影響を受ける方もいるでしょう。それは誰も予測がつかないことです。後々悔やむことになる可能性をあまり作らない方が良いでしょう。(薬剤師)

ノンアルコール飲料や趣味で気を紛らわせてみて。

ノンアルコール飲料をお酒代わりに飲んでみたり、気を紛らわせられるような趣味などを探してみるようアドバイスがありました。

赤ちゃんがこれから生まれて成長していく数十年の日々のためにも、残りの4カ月ほども乗り切ってください。どうしても飲みたい場合は、ノンアルコールビールで気晴らしするのも良い方法です。(助産師、産科・婦人科看護師)
ストレスを感じた時にできる趣味を見つけてはいかがでしょうか。赤ちゃんがいるとそちらに手がかかり、できる事に制限がかかるので、今のうちにやっておける事、やっておいた方がいいことを見つけ、気を紛らわせることをおすすめします。(一般内科看護師)

アルコールが胎児に影響を及ぼすかどうかは、個人差があります。万が一赤ちゃんに影響が出て後悔することが無いよう、妊娠中はお酒を飲まないほうが良いようです。


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