不妊治療の保険

2016/06/29

高額医療費はどう捻出する?不妊治療と医療保険の関係

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高額医療費はどう捻出する?不妊治療と医療保険の関係

高額医療費となる不妊症治療ですが、上手に公的な医療保険や助成金を利用して、できるだけ負担がすくないようにしていきたいものです。確かに相当な助成金があっても、やはり相当な持ち出しとなります。どのように費用について考えるべきなのでしょう。

不妊症治療は無理のないように

不妊症治療はどうしても高額治療となります。もちろん不妊症治療でも、公的な医療保険が使えるものもあります。しかし使えないものや助成対象となる不妊症治療を行う場合、助成金があっても持ち出しも相当厳しいことになります。まして42歳以下ということで、年齢で助成金の請求もできなくなります。
そうなったときに、どのように高額医療費を捻出すればいいのでしょう。収入にもそれぞれの差があり、それによって高齢の不妊症治療ができないということも出てきます。人生は不公平だというふうに感じる人もいるかも知れません。しかし間違えてはいけないのは、いくら不妊症治療を行っても、成功率は高くはないのです。
そんな中、自分たち夫婦ができる限界を超えて費用がかかる場合は、思い切って諦めるということが大切ではないでしょうか。この割り切りのタイミングも夫婦で、もめることもあるとのこと。しかし一番の基本は夫婦です。この関係が崩れてまで子供が欲しいというのは本末転倒です。不妊症治療は絶対に無理をしないことが重要です。

公的医療保険での範囲で抑える

そこで公的な医療保険が利く範囲の治療で抑えることも一つではないでしょうか。保険が利くといっても1回に数千円は出費していくわけです。それだって出すのがきつい場合もあります。そして、もしそのぐらいならなんとか捻出できるという場合は、公的な医療保険が利く範囲の不妊症治療の中で努力してみましょう。
不妊治療の中でも公的な医療保険が利くものは、タイミング法や排卵誘発剤治療、そして人工授精の3つとなります。もちろんここにたどり着くまでに、さまざまな検査があります。殆ど一般検査は医療保険が利きますが、それらを行ってからこれらの治療に進みます。
また助成が使える高額不妊症治療もあるので、その条件やどのぐらいまで助成で補えるのかなど、自治体に相談するようにしましょう。また助成金が下りるまで2カ月程度かかることもあるので、それまで100万円以上の立て替えができるかなども夫婦で話あった上で決めましょう。無理しないでできる範囲で行うことガ大切です。

不妊治療をしても

ここでは不妊治療の成功率をご紹介しておきましょう。タイミング法は妊娠のタイミングを医師が調べてくれる方法ですが、約1年続けて1回目で30%台、2~3回目で20%台、4回目で10%前後となります。年齢によっても少し違ってきますが、この治療法は医療保険が利きます。
人工授精は受精のお手伝いを医師が少し行うタイプで、保険外ですが1~3万円です。年齢によって差がありますが、全体で見ると5~10%の成功率となります。そして体外受精は32歳20%、40歳7.7%、45歳0.6%となかなか難しいことが分かります。これらの成功率も考えて決めると良いのではないでしょうか。


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