基礎体温と生理

基礎体温と生理の関係について知ろう!

基礎体温をつけていると、次にくる生理のタイミングをある程度把握できるようになります。きちんと自分の体のリズムが理解できていれば、生理に合わせて予定を組むこともできます。今回は、基礎体温と生理の関係について説明します。

生理とホルモン

女性の体は生理周期によって女性ホルモンのバランスが変化し、それにより基礎体温も変わります。生理は高温期から低温期に変わるときに始まり、プロゲステロンの分泌量が減り、子宮内膜が剥がれ落ち生理となります。
低温期には卵巣からエストロゲンが多く分泌され、卵胞で卵子を育て次の排卵にそなえます。卵胞が熟成され、最終的に1個の卵子が排卵します。そしてエストロゲンの影響で子宮内膜が厚くなり、受精に必要な環境をつくりだします。
卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が増えてくると、卵巣が刺激を受け、排卵されます。このときに卵子と精子が出会うと受精卵となります。排卵後は高温期となり、プロゲステロンの分泌量が増えて受精卵が着床しやすいよう厚くなった子宮内膜を維持します。 しかしこのときに妊娠が成立しなければ子宮内膜は不要となり、プロゲステロンの量が減り子宮内膜が剥がれます。これを生理と呼び、子宮内膜と血液が一緒に外に排出されていきます。

生理と体温の変化

基礎体温を測ると生理とともに体温が変化しているのがわかります。体温が変わるのは女性ホルモンのバランスが変化するためで、生理周期に合わせて分泌するホルモンが変わるからです。
生理がくると低温期となります。この時期はエストロゲンの分泌量が多くなり、次の排卵に備えます。卵胞を育て排卵するための環境づくりをしています。 排卵後は高温期となり体温が上昇しますが、プロゲステロンの分泌量が増え体温を高く保ちます。高温期は受精卵が着床する環境を整えている期間です。妊娠した場合に備え、安定した状態で妊娠が継続できるよう体温が高くなります。そのため、妊娠すると胎盤が完成するまで体温が高い状態を保ちます。

体温の変化でわかる生理不順

体温の変化は次の排卵日や生理が来る日がわかるだけでなく、体のリズムも判断できます。基礎体温を測ると高温期が極端に短い場合が見られます。これは排卵していなかったり、黄体機能不全でホルモン分泌が少ないなどの影響が考えられます。
高温期は約14日間続きますが、9日以内と短い場合は注意が必要です。受精卵が着床する環境が整えられておらず、妊娠が成立しても流産しやすくなります。


2016/06/29

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