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「女性検査用パンツ」で大切な検査を!

恥ずかしい内診。でも、大切な検査。

産婦人科で行う検査の中で内診というものがあります。内診は、女性の膣(ちつ)から、指や専用の器具を挿入し、膣や子宮口の状態を確かめます。内診台に乗って、医師の前で開脚することは、出産を経験した女性でも覚悟のいることです。

しかし、内診をしなければわからないこともたくさんあります。妊娠初期の診断はもちろん、排卵の診断、おりものの異常の診断や治療、不正出血の診断、外陰部の異常の診断、子宮頸管ポリープの診断、子宮ガンの検診、卵巣ガンの検診、性感染症の検査など。

これほど大切な検査にも関わらず、内診を恥ずかしいと思い、検診を行わない日本人女性が非常に多いのです。

子宮頸ガン検診率一つとっても、米国85%に比べて、日本は37.7%ととても低く、毎年約1万人が罹患して、2013年には約2,700人が死亡しています。早期発見で治癒できる子宮頸ガンでも、重症化するまで検診に行かないケースが多いのが現状です。

恥ずかしさを軽減する「女性検査用パンツ」

今回、開発された「女性検査用パンツ」は、日本人の持つ「恥じらい」に着目し、日本シーエイチシー株式会社が福島県立医科大学と産学連携で作りました。

>内診の時の恥ずかしさを軽減してくれる「女性検査用パンツ」。今までは検査着がなく、「恥ずかしくても我慢する」しかなかった検診も、露出部を減らして、着用したまま内診台に座り、受けることができるようになりました。

子宮頸ガンは20~30歳代と、若い年代に発生しやすい特徴があります。まだ若いからと安心しないで、おかしいなと感じたら、婦人科を受診することが大切です。早期発見、早期治療ができれば、子宮温存手術が行え、数日で退院もできます。出産も可能です。

この「女性検査用パンツ」がたくさんの病院、産婦人科で用いられて、女性が抵抗無く検査を受けられる日が訪れるでしょう。

参考サイト

日本シーエイチシー株式会社

日本シーエイチシー株式会社 プレスリリース(@Press)


2016/07/04

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この記事の監修/執筆

ニュース編集部