恥骨痛

妊娠7カ月の恥骨の痛み。4つの対処法とは。

お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれ、腰痛や恥骨の痛みが出てくる妊婦さんもいます。恥骨の痛みに悩む妊娠7カ月のママに、産婦人科の看護師さんたちがくれたアドバイスとは。

4人目を妊娠中のママからの相談:「妊娠7カ月に入り、恥骨の痛みがひどいです」

現在4人目を妊娠中で、7カ月に入った頃から恥骨の痛みがひどくなり、心配になってきました。知人が8カ月頃切迫早産で入院した時も恥骨が痛かったそうです。前回の健診時に恥骨が痛いことを担当の先生に伝えましたが、様子を見ましょうと言われただけでした。主に痛くなるのは立ち上がった時や寝起き、たくさん歩いた時です。恥骨が痛くなった時は、横になって休むべきか、それともいつも通りの生活をするべきですか?(36歳、女性)

恥骨の痛みは、必ずしも切迫早産のためではないようです

赤ちゃんが大きくなって骨盤に負担がかかり、痛みが出るケースが多いそうです。前回の出産で骨盤が開いたままだと痛むことも。

赤ちゃんが成長して重みが増すと恥骨の痛みが出る場合があるようです。
その原因は主に2つあり、
1.骨盤に負担がかかる:赤ちゃんが大きくなってくると、軟骨と繊維でできている恥骨が5mm程度、ひどい場合は1cm程度開き、そのため恥骨に痛みが生じます。また後期に入ると赤ちゃんの重みで骨盤が下がり、恥骨への負荷で痛みが出ることもあります。
2.靭帯の緩み:ホルモンバランスの変化により、出産しやすいよう靭帯が緩み骨盤と恥骨が広がります。(一般内科看護師)
恥骨が痛くなる原因には確かに切迫早産で子宮が早くに出産する状態にあることも考えられますが、子供が大きいことや、骨盤が前の出産時に開いたままの状態であることも考えられます。(一般内科看護師)

痛みを悪化させない4つの対策法

まず、痛む時は休むことを最優先にしましょう。痛みを悪化させないための注意点もあるようです。

対策としては、
1.痛みがある時には暖める:お風呂等で下半身を暖めることで痛みが改善することがあります。
2.動作はゆっくり、無理をしない:歩く時は小股でゆっくり歩きましょう。急な動作は禁物です。また痛みがある時には少し横になって休みましょう。
3.骨盤ベルトを使う:骨盤ベルトを使うと骨盤が矯正され安定します。
4.腰を曲げないように、良い姿勢を心掛ける:姿勢が悪くなると痛みが悪化することがあります。
5.就寝時の姿勢:寝る時は足の間に枕を挟み、その状態で寝返りを打つようにします。仰向けの時は、膝の下に枕を置き膝が少し曲がっている状態にしましょう。(一般内科看護師)
痛みが強い時は、無理して動かず、休むようにして下さい。出産日を前に腰痛や恥骨痛とともに、お腹の張りや痛みが強くなるようでしたら、病院を受診して下さい。お腹の張りや痛みがなければ、普段の生活でかまいません。(産婦人科看護師)
先生が問題ないというのであれば調子が良い時に骨盤体操をするのもお勧めですが、不安であれば別の先生に診てもらうのも一つです。(一般内科看護師)

骨盤ベルトを使用したり、小股でゆっくり歩くなど、日常の動作も気をつけるとよいようです。しかし、痛みがひどい時は休むことが先決です。出産日が迫っている場合、お腹の張りや痛みもあるなら受診を検討しましょう。


2015/01/18

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