声帯

2015/01/19

6才の女児。ハスキーな声はもう元には戻らない?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

6才の女児。ハスキーな声はもう元には戻らない?

人が発する声には様々な声質があり、生まれつき高い声の人もいれば低い声の人もいます。6才の女の子の声がハスキーなのが気になるというママからの相談ですが、看護師さんたちはどのように説明しているのでしょうか。

子供の声についての相談:「6才の女の子ですが、声がハスキーで少し可哀想です」

娘がいるのですが、3才頃から声がハスキーになってきているように感じます。病院で聞いてみたのですが特に異常はなく、そういう声だと言われました。現在6才になりますが、ますますハスキーになっているようで、ハスキーな声はカッコ良いとは思うのですが、声が元に戻ることはないのでしょうか。本人は嫌がっているわけでもないのですが、この先もっとハスキーになるなら、少し可哀想な気がします。(30代・女性)

小児声帯結節という病気であることも

生まれつきだと元に戻すのは難しいのですが、声がハスキーになる原因として、小児声帯結節(しょうにせいたいけっせつ)という病気である可能性もあると、看護師さんは説明しています。

ハスキーボイスに憧れて、わざと声をからす人もいますが、小さいお子さんで女の子となると気になりますね。生まれつきなら元に戻すことは難しいと思いますが、時に、小児声帯結節といって、声帯に結節(こぶのようなもの)ができる病気があり、よく大声を出していたり声の出し方によって結節ができます。(産科看護師)
かすれ声だけでは判断できませんが、喉の奥にある声帯の一部が膨れる「小児声帯結節」という病気の可能性もあるかもしれません。声を出す時に声帯の一部だけに負担がかかる状態が続き、絞りだすように大きな声を出すのも原因と言われています。喉の奥深くにあり、診察するにはお子さんの協力が不可欠なので、診断が難しいこともあるようです。(看護師)

小児結節の場合、自然治癒が一般的

ハスキーな声の原因が小児結節だとしたら、その多くは思春期を過ぎる頃に自然治癒することがほとんどのようです。大声を出さないなど日常生活で注意する点がいくつかありますが、正しい診断のためには、再度耳鼻科を受診して専門医に診てもらった方がよいでしょう。

小児結節であった場合は、大声をださない・長時間話さない・奇声を発しないなどの注意点があります。手術で結節をとることも可能ですが、ほとんどが思春期をすぎると自然治癒すると言われています。心配でしたら、耳鼻科を受診してみてください。(産科看護師)
日常的な対策としては、声帯に負担をかけないよう大声を出さない、奇声を発しない、長時間話し続けないといったようなことになりますが、お子さんにとっては大変ストレスになりますね。第二次性徴期に9割以上が完治すると言われているので、小児結節であれば様子をみられてもよいかもしれません。しかし、実際の原因はわかりませんし相談されてから3年経っているので、再度耳鼻科を受診されてはいかがでしょうか。(看護師)

女の子なのでこの先更にハスキーボイスになると、ママは少し心配かもしれませんね。小児結節の場合、いずれ自然に治ることがほとんどのようですが、原因を知るために再度耳鼻科を受診してもよいのではないでしょうか。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加