身体の発達

赤ちゃんはいくつになったら飛行機に乗せられる?

赤ちゃんや子ども連れの飛行機での移動。自分の体調をまだ言葉で訴えきれない年齢の子どもを飛行機に乗せるのは、はたしてなにか問題があるのでしょうか。

ママからの相談:「子どもが飛行機に乗りはじめる年齢」

飛行機に乗ると、人によっては体調を崩したり耳に圧がかかって身体に負担がかかります。大人でもそうなるということは、子どもにとってはもっと負担が大きいのだと思いますが、子どもが何歳ぐらいになれば飛行機に乗ってよいのでしょうか。基準があれば教えてください。(20代・男性)

乗せても大丈夫な年齢

飛行中の機内で赤ちゃんが泣いているのはよくあることですが、赤ちゃんを飛行機に乗せることには何か問題があるのでしょうか。専門家の意見をうかがってみましょう。

医学的には、どんな月齢の赤ちゃんであっても飛行機の移動は問題ないと考えられています。飛行機での移動は地上の移動に比べて移動時間を大幅にセーブすることができますので、お子さんにとってもお母さんにとっても体力の消耗が軽いのではないかと思います。航空会社には子ども連れの乗客に対するサービスがいろいろと準備されていますので、身構えずリラックスして飛行機の旅を楽しんでください。(医師)
何歳からなら大丈夫というのはありません。国内線も国際線でも、生後8日以降から飛行機に乗ることができます。事前に小さい子どもがいることを伝えておけば、座席の位置も配慮してくれますし、もちろん、優先的に搭乗することができます。 (産科医師)

飛行機に乗せるときの注意

どうやら、生後8日以降であれば、飛行機の搭乗には問題はなさそう。そうはいっても、親子ともに快適な飛行機での旅を楽しむためには、地上での移動とは違った注意点もあるようです。

飛行機の移動は気圧の変化が大きいため、離着陸の時におっぱいやミルクなど飲み物を少しずつ飲ませたり、大きなお子さんであれば飴をなめさせたりする必要があります。また、機内の乾燥が強いので、こまめに水分補給をしてあげることも重要です。(医師)
中耳炎を起こしていたり、もともとアデノイドが腫れているお子さんは、耳の中と外の気圧差をうまく調節することができずに、耳痛を訴えたり、鼓膜の炎症を起こす可能性もありますので、事前に医師に相談された方がよいでしょう。(医師)
授乳中でしたら、フライト中の授乳のために授乳ケープや粉ミルクを哺乳瓶に入れて準備しておいてください。お湯は機内でもらえます。オムツは2~3枚は準備して、できれば搭乗前にオムツ交換と授乳をすませてください。(産科医師)
フライト中にお子さんの耳がつまったら、なにか飲み物を飲ませると改善できます。(産科医師)

体調が悪いときの飛行機での移動は、念のため事前にお医者様に相談しておくと安心です。また、幼い子どもの場合は、気圧の変化や空気の乾燥にも気をつけてあげましょう。


2016/07/18

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