妊娠超初期の症状 

妊娠超初期症状かも!妊娠するとおりものは増える?

生理予定日から約1週間程度で現れる妊娠の兆候のことを「妊娠超初期症状」と呼びます。おりものが増えるなど、普段とは異なる様子が見られた場合は、妊娠したかも?と思うかもしれません。今回は、妊娠超初期症状としてなぜおりものが増えることはあるのか解説していきます。

そもそもおりものの役割とは?

妊娠超初期症状としておりものが増えるかどうかを知る前に、おりものとはどのような役割を持っているのかを確認しておきましょう。

おりものとは、子宮や膣の分泌物で、子宮内への細菌の侵入や膣内の乾燥を防ぐといった役割を果たしています。膣内の乾燥を防ぐことで、性交時痛や不正出血を予防できます。また、精子の子宮内への進行を補助し、スムーズに受精 させることができます。正常時のおりものは、白くて半透明な粘り気のある性状をしており、乾燥することで黄または褐色になります。ほぼ無臭ですが、甘酸っぱいにおいを感じることもあります。

妊娠超初期症状としておりものが増えることがある

エストロゲンという卵胞ホルモンと、プロゲステロンという黄体ホルモンは、妊娠時に分泌量が増えます。その刺激を受けて、おりものが増えることがあります。ただし、妊娠することでおりものが目に見えて大きく増えるといったことはありませんので、多少おりものが増えたからと言って、必ずしもそれが妊娠超初期症状だとは言い切れません。また、女性の身体はホルモンの影響を受けることでおりものの量や性状が変化します。例えば、卵胞期前半ではおりものの量が減少し、サラサラとした性状ですが、排卵期になれば量が増えると共に水っぽい性状になります。また、生理前も再びおりものが増えるため、妊娠超初期症状と勘違いすることもあるでしょう。

妊娠超初期症状ではなく性感染症の可能性がある

おりものの量が増えると共に色の変化や異臭を伴う場合は、性感染症や子宮頸がんが疑われます。また、かゆみがある場合も健康な状態だとは言えませんので注意が必要です。こういった場合は、医師の診察を受けて原因を特定し、早期に治療を開始することが望ましいです。

おりものが増えるだけで他に異常が見られない場合は、「子宮膣部びらん」の可能性があります。子宮の下部には、頚部と呼ばれる膣内へと突出しているものがあり、子宮頸部びらんは病気ではなく、成人女性の約8割に相当する方に見られるものですので心配はいりません。この状態は刺激に弱い状態であるため、性交時やタンポンの使用時に出血が起こることがあります。こういったこともあるので、おりものが増えても妊娠したかどうかを判断することはできません。

妊娠超初期症状として、おりものが増えることがあります。しかし、目に見えて大きく増える訳ではなく、子宮頸部びらんなどによって増えることもあるため、妊娠の有無を確定させる要素にはなりません。まずは、妊娠検査薬を使用し、陽性反応が出たら診察を受けましょう。


2016/07/14

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