妊娠超初期と下痢 

2016/07/14

妊娠超初期に現れる下痢や便秘症状の原因と対策法

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妊娠超初期に現れる下痢や便秘症状の原因と対策法

最後の生理が終わった妊娠0週から3週の間を妊娠超初期といいます。この期間に妊娠に気づく人はあまりいないといわれていますが、妊婦さんの身体は着々と赤ちゃんを迎え入れる準備をしています。今回は、妊娠超初期に現れることがある下痢や便秘症状の原因と、その対策法についてご紹介します。

妊娠初期よりも前の時期を指す、妊娠超初期とは?

多くの人は赤ちゃんがお腹に宿っていてもすぐには気付かず、妊娠してから2ヶ月が経った、妊娠4週から15週までの間に身体の変化に気づく場合が多いといいます。しかし、それよりも前に、妊婦さんの身体では、hGCと呼ばれるホルモンの分泌が開始されるなど、生理前とは違う状態に変化しようとしています。

このときのわずかな変化に気づく人もいて、このときに現れた症状を妊娠超初期症状といいます。妊娠超初期症状は妊娠周期でいうと、0週~3週の間に起きるといわれています。妊娠超初期には生理前と似ただるさや眠気を感じたり、下痢や便秘症状が現れたりといった現象が起こることがあります。

妊娠超初期に現れる下痢や便秘症状の原因

妊娠超初期の下痢や便秘といった症状が起きる理由の1つとして、妊娠したことによって起きるホルモンパランスの変化が挙げられます。生理周期の中で、分泌されるプロゲステロンというホルモンは、腸の動きを鈍らせる作用があります。このため、便通が悪くなり、下痢や、便秘などの症状を引き起こす原因になると考えられています。

また、子宮への血流が増え、子宮が大きくなることで胸やお腹の張りを感じることもあるそうです。その他にも下痢の原因としてはそのほかにも、自律神経の乱れや、つわりによる食生活の乱れなどが挙げられます。

つらい下痢や便秘の症状を緩和するには?

妊娠超初期に見られる下痢や便秘の症状を少しでも和らげるには、食生活を見直すことが大切です。胃腸の機能が低下している場合が考えられるので、お腹に負担がかからないよう、うどんなどの消化の良いものや、腸内環境を整えてくれるりんごやごぼうを食べるように心がけましょう。

便秘の症状が顕著に出ている場合は、食物繊維を多く含む緑黄色野菜や海藻類が効果的です。また、下痢症状が起きているときはお腹が冷えている場合も考えられます。冷たい飲み物は避け、温かい飲み物を摂るように心がけたり、靴下や腹巻を身に着け、特に手足など、末端を温めるように心がけるとよいでしょう。

いかがでしたか?妊娠0週から3週と、本人も妊娠したことに気づかないことが多い妊娠超初期ですが、この期間にも妊婦さんの身体は、すでに赤ちゃんを育てる準備を始めています。下痢や便秘は生理中にもよく見られる症状ですが、心当たりがある場合は、無理をせず、大事を取るようにしてください。


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