子宮頸がん

子宮頸癌の検診は何歳まで受けたらいいの?

子宮頸癌の発症は30~40歳代がもっとも多いといわれますが、検診は何歳まで受けるべきでしょうか。発症のピークを過ぎても検診は受け続けたほうがよいのでしょうか。専門家からは子宮頸癌の死亡率は高齢者のほうが多いという意外な意見が…いったいなぜ?

癌検診についての相談:「子宮頸癌検査は何歳まで受けるべき?」

子宮頸癌の発症年齢は35~39歳くらいまでが一番多いといいますが、検査は何歳まで受けるのが望ましいでしょうか。私は現在47歳で、2年ごとに子宮頸癌検査をしていますが、この年齢になると発症する可能性は低いのでしょうか。子宮頸癌の検査は痛みがひどいので、なるべく避けたいです。一般的に癌検査は2年ごとでよいと聞きますが、子宮頸癌検査も同じで問題ないでしょうか。(40代・女性)

検診に上限ナシ。検査を受けない高齢者の死亡率が高い現実も

何歳まで受ければよいという期限はないようです。子宮頸癌の死亡率は年とともに高くなるという統計があり、これは検診を受ける人が減って発見が遅れるためとの声がありました。

子宮頸癌が発症する確率が高いのは30歳代ですが、年齢が高くなっても発症しないわけではありません。子宮頸癌の発症年齢のピークは30歳代後半~40歳代前半という統計結果がありますが、高齢になるほど死亡率が高くなります。年齢が高くなるにつれて、子宮頸癌の検診を受けなくなり、発見が遅れることも原因とされています。(看護師)
子宮癌検診は、何歳まで受けなければならないという基準はありません。子宮頸癌は主にヒトパピローマウイルスに感染して発症するといわれますが、高齢になって性行為がなくなったからといって、癌にならないわけではありません。子宮頸癌は80代でも発症しますし、高齢の人は定期健診を受けていない場合があり、発見が遅れるため30代よりも80代の方が子宮頸癌の死亡率が高いともいわれます。(産科・婦人科医師)

検診は2年に1度。コンドームを使用しワクチンを接種して予防を

検診はほかの癌検査と同じく2年に1度が理想的です。性行為のときにコンドームを使用したり、ワクチンを接種して予防に努めましょう。

子宮頸癌検診は2年に1回受けることが理想です。検査を受ける年齢に決まりはありません。子宮頸癌はヒトパピローマウィルスによって発症するといわれます。性交渉によって感染し、発症するまで数年~10数年かかるといわれます。2年に1回が辛いようであれば、3年に1回の検診でもよいと思われます。(看護師)
30歳代や40歳代は子宮頸癌に注意して積極的に健診を受けますが、年齢が上がるにつれ、自分には関係ないと思い、検診を受ける機会が減っていきます。しかし年に1度痛いのを我慢すれば「癌」から身を守ることができます。(看護師)
一般的に癌の健診は1~2年に1回くらいがよいですが、特に異常が見つからなければ主治医と相談して、3年に1回でもよいでしょう。また、予防のため性行為の際にはコンドームを使用し、ワクチンの接種もした方がよいでしょう。(産科・婦人科医師)

発症率が高い時期を過ぎても、癌のリスクがゼロになるわけではありません。むしろピークを過ぎて安心し、検診を受けなくなることで、発見が遅れるケースは少なくないようです。2年に1度の検診を続けていきましょう。


2016/07/22

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