妊娠初期症状

2016/07/19

妊娠初期症状はいつから?症状が出始める時期について

この記事の監修/執筆

専門家監修記事

妊娠初期症状はいつから?症状が出始める時期について

妊娠を希望している女性にとって、妊娠初期症状について知りたい人も多いのではないでしょうか。ここでは、妊娠初期症状がいつから始まるのか、その時期についてご紹介します。

妊娠初期症状の時期を知るには、まず排卵日を知ろう

受精卵が着床すると、妊娠・出産に向けて母体がさまざまな準備を始めます。妊娠初期症状とは、この時期にあらわれる体調の変化を指しています。症状は身体的にも精神的にも起こり、どのような症状が出るのかは個人差があります。しかし、症状がいつから出るかという点については、排卵日から計算することである程度予測が可能です。

排卵日がいつかを知るためには、生理周期を知ることが必要です。排卵は低温期から高温期に移行する期間に起こります。排卵日から数日以内に卵子と精子が受精し、その後約1週間かけて受精卵は子宮まで移動し着床します。着床すると妊娠が成立したとみなされるため、この頃から妊娠初期症状が現れるようになります。そのため、生理日を数カ月間チェックし生理周期を把握しておけば、排卵日を予測できるようになります。

妊娠初期症状は最短で生理予定日頃から始まる

排卵から受精、着床を経て妊娠が成立すると、早ければこの頃から妊娠初期症状があらわれます。したがって、妊娠初期症状は次回の生理予定日周辺といえます。ただし、妊娠0〜4週は妊娠超初期と言われ妊娠しているかどうかの判断が出来ない時期です。そのため、自覚症状だけで妊娠したと判断しないよう注意しましょう。

多くの女性が妊娠初期症状としてさまざまな身体の変化を感じやすくなるのは、妊娠3〜5週頃と言われています。この頃になると以下のような症状がみられるようになります。

・不正出血

不正出血 2

妊娠すると、受精卵の着床や妊娠時のホルモンの変化によって、生理予定日の1週間前から生理予定日あたりに出血があることがあり、「着床出血」と呼ばれます。ただし、着床出血は妊娠したら必ず起こるものでなく、着床出血があるケースの方が少ないとされています。

・熱っぽくなる

熱っぽい2

ホルモンの影響で高温期が続くため、微熱のような熱っぽさを感じることがあります。妊娠15週~20週頃にはこの熱っぽさは治まってくることが多いです。

・胸が張る、胸が痛い

胸がいたい 2

妊娠したことによって女性ホルモンが急増し、乳腺組織や乳管が発達することで胸の張りや痛みを感じることがあります。生理前の症状にも胸の痛みがありますが、生理予定日を過ぎてもその症状がある場合、妊娠のサインの可能性があります。

・腰痛

腰痛 better 2

着床すると分泌されるリラキシンというホルモンの影響で腰痛が出ることもあります。リラキシンには骨盤を緩める働きがあり、それにともなって周囲の筋肉や関節に負担がかかることなどから腰痛が起こるとされています。

・倦怠感・疲れやすい・日中でも極端に眠くなる

疲れ大丈夫 2

こちらも生理前にも現れる症状ですが、妊娠するとより強く現れることがあります。自分でもコントロールが難しいくらいのだるさ、眠気がある場合、妊娠が疑われます。

・おりものが変化する

おりもの変化 better 2

妊娠すると、ホルモンの影響からおりものの量が増えます。これは正常なことなので多少の増加は問題ありません。ただし、かゆみや痛みをともなう場合は婦人科を受診しましょう。

・下腹部痛

下腹部痛

生理前のような腹痛やにぶい痛みであればそれほど心配いりませんが、腹痛とともに出血する、もしくは歩くたびに痛みがするようであれば、流産や子宮外妊娠の可能性もあります。

・下痢、便秘

下痢、便秘2

妊娠すると便秘になるケースが多く、また、便秘と下痢を繰り返す人もいます。これは、つわりなどで食事が普段通りとれず、腸の働きが弱まるためと考えられています。

・頭痛

頭痛 2

妊娠すると女性ホルモンが多く分泌されます。女性ホルモンのひとつであるプロゲステロンには血管を拡張する働きがあり、それにより頭痛が起きやすくなります。

・味覚や嗅覚が変わる

味覚が変わる 2

よく言われるのがごはんのにおいを嗅いだだけで吐き気を感じるというもの。そのほか、普段使っていたアロマなどにも吐き気をもよおすことも。こういった嗅覚や味覚の変化は一時的なものが多いようです。

・肌荒れ

hada 2

ホルモンの変化やつわりによる食生活の変化などから肌荒れを起こすこともあります。この時期は、使用する化粧品を敏感肌用のものに変えるなどして対策をしましょう。

・イライラ

イライラ 2

・イライラや情緒不安定妊娠中の情緒不安定は、ホルモンバランスが影響していると考えられています。イライラしたり涙もろくなったりなど不安定になりますが、軽い症状であればそれほど心配いりません。コントロールが難しいほどであれば、一度婦人科などで相談してみましょう。

妊娠初期症状と間違えやすいPMS(月経前症候群)

妊娠初期症状は早くても生理予定日頃からスタートしますが、ここで注意したいのがPMS(月経前症候群)の症状と間違えやすいことです。PMSとは、生理前に現れるさまざまな体調不良のことを指します。その症状は妊娠初期症状にとても似ているため、PMSの症状が普段から現われている人は見分けがつきにくいと言えます。

また、PMSは毎月同じ症状が出るというわけではなく、その時の体調によっても症状の種類が大きく変わります。いつもと症状が違うからといって、妊娠初期症状と判断することも出来ないため注意が必要です。

普段からPMSの症状を経験している女性は、体調の変化だけで妊娠初期症状がいつから始まるのか、気付きづらいでしょう。どうしても妊娠したかどうかを予測したいなら、基礎体温をチェックして妊娠のサインをキャッチしましょう。基礎体温は生理周期に合わせて上下していますが、妊娠すると高温期が3週間以上続くという特徴があります。PMSにはこの兆候が無いため、判断する上で大きな目安となります。PMSの症状が無い場合でも、妊娠を希望しているなら基礎体温を測ることはとても大切です。

妊娠初期症状がない人もいる?

妊娠初期症状は、必ずしもすべての人に現れるわけではありません。妊娠初期症状にまったく気づかず、生理の遅れで初めて妊娠がわかるケースも多くあります。また、同じ人でも1人目の妊娠と2人目の妊娠で初期症状の現れ方が異なるケースもあります。

妊娠初期症状を知っている人であれば、妊娠初期症状がないと不安になってしまうかもしれません。しかし、妊娠初期症状がないことでお腹の赤ちゃんになんらかの影響があることはないとされているので、心配する必要はありません。

まとめ

早い人だと、着床して妊娠が成立した頃から妊娠初期症状が現れます。しかし、この頃は妊娠0~4週目にあたり、妊娠しているか正確な判断が出来ずPMSと混同する人もいます。妊娠3~5週目になると、様々な症状が見られる場合が多いですが、人により症状が異なるので一人一人に合った対処をしていきましょう。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加