妊娠初期症状

妊娠初期症状と生理前症状の違いと見分け方

妊娠初期症状は、生理前の症状として知られるPMS(月経前症候群)と非常に似ています。そのため、妊娠を予測する時は体調以外の変化を見落とさないようにすることが大切です。ここでは、妊娠初期症状と生理前症状との違いや見分け方をご紹介します。

妊娠初期症状も生理前症状も、同じ時期に現れる

妊娠を希望している女性の中には妊娠初期症状が気になる人も多いのではないでしょうか。一般的に妊娠初期症状が現れやすくなる時期は妊娠3〜5週目と言われていますが、妊娠そのものは受精卵が着床した時点で始まっています。妊娠周期は生理予定日から数え始めるため、早ければ妊娠0~4週目から初期症状を感じる場合もあります。
妊娠超初期にあたる妊娠0~4週目は、妊娠していなければ次回の生理が来る予定日周辺にあたります。そのため、生理前症状として知られるPMS(月経前症候群)と見分けがつきにくく、勘違いしてしまう女性も少なくありません。PMSは毎月違った症状が出ることもあるため、いつもと違う症状が出たからといって妊娠初期症状とは断定できません。

妊娠初期症状と月経前症候群(PMS)でみられる特徴

妊娠初期症状と月経前症候群にみられる生理前症状は、症状の特徴も似ており違いを見分けるのは簡単ではありません。人によってどのような症状がどの程度の強さであらわれるかは個人差があり、中には全く症状を感じない人もいます。もし、これまでPMSの症状が全く出ておらず以下のような症状があらわれた場合は、妊娠初期症状の可能性があります。

・不正出血
・熱っぽくなる
・胸が張る、胸が痛い
・腰痛
・倦怠感
・下痢、便秘
・頭痛
・味覚や嗅覚が変わる
・肌荒れ
・イライラや情緒不安定
・疲れやすい
・日中でも極端に眠くなる
・おりものが変化する
・下腹部痛

妊娠初期症状でみられる大きな特徴として、おりものの変化があります。おりものは膣や子宮からの分泌液でできており、雑菌の侵入を防ぐ重要な役割を果たしています。妊娠するとホルモンバランスが大きく変化するため、おりものにも以下のような変化がみられるようになります。

・色:白、透明、茶色、クリーム色
・形:水っぽい、粘り気がある
・臭い:臭いが強くなる、酸っぱい臭いに変わる

変化については個人差がありますが、いつもと違うおりものが出てくる点がポイントです。妊娠のサインに気付けるように、日頃からおりものの状態をチェックしておきましょう。

妊娠初期症状を詳しく知るには基礎体温を測ることがおすすめ

体調の変化だけで妊娠初期症状と生理前症状の違いを判断するのは、大変難しいです。どうしても妊娠を自分で予測したい場合は、基礎体温を測りましょう。基礎体温は生理周期に合わせて上下するサイクルを繰り返しています。ただし、妊娠すると基礎体温の高温期が3週間以上続くという変化があらわれます。数カ月間データを集めることで、この変化に気付きやすくなります。
基礎体温を計るときのポイントは、毎日決まった時間に同じ条件で測るということです。最も適したタイミングは朝の起床時です。目が覚めたらなるべく身体を動かさず、布団に入ったまま婦人体温計を使って基礎体温を測りましょう。また、基礎体温は妊娠だけでなく生理周期に合わせて毎月変化しています。自身の基礎体温のサイクルが分かるようになると、体調の変化に対してある程度対処・予防できるようになります。妊娠を希望している場合は基礎体温を使って排卵日が予測できるようになると、妊娠の確率を上げることにもつながります。


2016/07/19

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