妊娠初期の腹痛 

妊娠初期の腹痛はいつまで続く?原因や症状について

赤ちゃんがちゃんと育っているのかを考えると、妊娠初期に感じる腹痛はとっても心配ですよね。毎日痛いと一体いつまで続くのか不安になってしまうでしょう。今回は妊娠初期に感じる腹痛はいつまで続くのか、そもそもその原因は何なのかを解説します。

妊娠初期の腹痛はいつまで続くの?

妊娠初期特有の腹痛は、早い方だと着床後すぐに感じるといいますが、週数を重ねるごとにだんだんと治まっていくといわれています。具体的な周期でいうと妊娠13週を過ぎ、妊娠中期に入った頃です。しかし、中には中期に入っても腹痛が続く場合もあるため、一概に妊娠初期を過ぎたら痛みは治まるとは言い切れません。今までと痛みの感じ方が違ったり、だんだんと痛みが強くなる場合は注意が必要なため、かかりつけの医師に相談するようにしましょう。

どうして妊娠初期に腹痛が起こるの?

妊娠初期にあたる妊娠9週目ごろまでの赤ちゃんは胎児ではなく、胎芽(たいが)と呼ばれています。妊婦さんの子宮は、この胎芽を育てるために絶えず収縮を繰り返しています。子宮の収縮が強くなっていくと、子宮の周りにある筋肉が緊張したり、子宮を支えている靱帯や膜が引っ張られます。これにより、妊娠初期は腹痛を感じることがあるといわれています。

子宮収縮に伴う腹痛は、生理痛に似た痛みといわれています。具体的には、子宮周りがチクチクと痛む、鈍痛がある、下腹部が引っ張られたように痛む、恥骨周りにズキズキとした痛みがあるなどです。この腹痛は1日中感じる人もいれば、断続的に続くと感じる人もおり、個人差があります。

子宮収縮以外に考えられる腹痛の原因

妊娠初期は子宮収縮のほかにも、腹痛が起きる原因がいくつか考えられます。まずはホルモンバランスの変化です。妊娠前からホルモンバランスは大きく変化し、妊娠初期に入るとエストロゲンやプロゲステロン、hCGなどのホルモンが大量に分泌されるようになります。これらのホルモンの影響で、胃腸の働きは鈍くなり、さらに大きくなった子宮に腸が圧迫されるため、妊娠初期にはしばしば便秘や下痢を引き起こします。これが腹痛の原因になっていると考えられます。

子宮が大きくなることによって起こる身体の変化はこれだけではありません。子宮は胃腸だけでなく、骨盤も圧迫して血行を悪くしてしまうため、身体が冷えやすくなります。身体が冷えると機能低下により、下腹部の痛みを感じることがあります。痛みがいつまでも続く場合や、我慢できないほどの痛みがある場合は一度かかりつけの医師に相談してみてくださいね。


2016/07/19

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