妊娠初期の腹痛 

2016/07/19

妊娠初期の腹痛は流産のサインの可能性があるって本当なの?

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妊娠初期の腹痛は流産のサインの可能性があるって本当なの?

妊娠初期に腹痛が生じる=流産と認識している方は多いのではないでしょうか。今回は妊娠初期に起きる腹痛と流産との関わりについて解説します。

妊娠初期の腹痛は流産の可能性があるって本当?

妊娠初期に腹痛が起きると流産の可能性があるといわれていますが、これは本当なのでしょうか。妊娠初期に起きる流産は、赤ちゃんの染色体異常が原因といわれており、このリスクは約10~15%と決して低くありません。妊娠12週目までの妊娠初期は腹痛を感じやすいといわれています。しかし、そのすべてが流産の危険を伴うものではありません。流産の関わりがあるかは、その原因や症状で見極めることができます。

流産を伴わない腹痛とは?

妊娠初期を迎えた妊婦さんの身体は、子宮が大きくなることによってさまざまな変化が見られます。その一つに腹痛を感じることがありますが、妊娠初期に生じる腹痛流産の心配がない腹痛だといわれています。

子宮が大きくなることによって腹痛を感じる理由としては、子宮の周りの靱帯や膜が引っ張られることや、大きくなった子宮によって胃腸が圧迫され、便秘や下痢の症状を引き起こすことなどが挙げられます。

妊娠初期の腹痛は、下腹部に痛みを感じる、お腹から腰に掛けて痛みを感じる、お腹が張っている感覚がある、生理痛に似た痛みがある、キュッとした痛みがあるなどの特徴があり、痛みは一時的です。

流産の可能性がある痛みとは?

妊娠初期の流産を知らせるサインとなる腹痛は、締め付けられるような痛みがある、激しい痛みがある、特に下腹部に強い痛みがあり、継続的に続くという特徴があります。さらに腹痛と合わせて出血、基礎体温の低下、頭痛、つわり症状がなった場合は特に注意が必要です。

少しでも早く流産の可能性に気付き、早めに診察すれば妊娠を継続できることもあります。また、妊娠初期に起きる危険な腹痛は、子宮外妊娠を知らせている場合もあります。いずれにしても早期発見が重要ですので、少しでもおかしいと感じた場合は自分一人で判断するようなことはせず、早めにかかりつけの医師に相談しましょう。


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